現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. ビジネス・経済
  4. 産業・経済
  5. 記事

「光回線100%なら、NTTを自由に」 原口総務相

2010年7月24日21時0分

印刷印刷用画面を開く

このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 原口一博総務相は24日、2015年までに高速ブロードバンドを全世帯に普及させる自身の構想について、NTTが構想の実現に協力すれば、政府が3分の1を保有するNTT株を手放すなど、経営の自由度を高めるとの考えを示唆した。

 この日、原口氏は横浜市内であった討論会に参加した。その中で、国によるNTT株の保有について「民営化から二十数年たっても国が縛っている」との認識を示した上で、「光ブロードバンドを100%普及させたら自由にする。こんなにNTTにとって良いことはない」と発言した。

 原口氏は、高速ブロードバンドを普及促進させるためNTTが持つ光回線を分離する案を検討しているが、NTTは反対している。ライバルの通信会社は、NTTの経営の自由度が高まると競争環境が不公平になるとの立場。発言は波紋を呼ぶ可能性がある。

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

数学や統計学の先端理論を用い、人間社会の経済活動を分析・解明する。

「リスク」を把握し上手に利用。ソーシャルメディア、基本を学べばもう怖くない。

関西の雇用環境は厳しく対策は待ったなしの状況だ。地域の実情は、改善策はあるか?


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内 事業・サービス紹介

クラウド・コンピューティング特集

新たなIT時代を読み解くキーワード「クラウド」を理解するには?