6/30/2010 @ZEPP TOKYO
7/21に待望の1stアルバム『GOLD』を発売するJASMINEが、CDやオフィシャル・サイト等で募集をかけた完全招待制のZEPPツアーを全国5都市にて行ない、6/30(水)ZEPP TOKYOにて、ツアー・ファイナルを迎えた。応募総数は10万人を突破。各会場は抽選によって選ばれたファンで埋め尽くされ、東京公演も約3,000人を動員した。
会場満員のお客さんがJASMINEの登場を待ちわびる中、19時過ぎに客電が消えると会場は熱狂の渦に! ジャングルから街へと移り変わるSEと、"THIS IS MY JUNGLE""THIS IS MY CITY""THIS IS MY WORLD"といったワードと共に、これまでの発売シングル5タイトルのアーティスト写真がひとつひとつスクリーン幕に映し出される。ラストの"THIS IS MY・・・STAGE"の文字と、豹の鳴き声にあわせスクリーンいっぱいに黒豹が現れたと同時に、ダンサー4人を従えたJASMINEの敬礼姿がシルエットで映し出された。
1曲目「This Is Not A Game」のイントロにあわせて幕が振り落とされ、真っ赤な照明の中、ミリタリー調の衣装に身を包んだJASMINEが登場、力強い声が響き渡る。間髪いれずに1stシングル収録の「恋」を歌いあげる。「はじめまして! JASMINEです!」と挨拶後、本人が「自己紹介的な曲」と説明した「L.I.P.S.」、「i'm in luv wit u」「Jealous」を次々にパフォーマンス。その後、「この曲は今まで生きてきた中でのつらい別れ、その相手に対して歌った曲です」と、デビュー曲の「sad to say」の曲紹介をすると、「待ってました!」とばかりに、さらに会場はヒート・アップ。ファン同士が、JASMINEのためにとサプライズでピンク色のサイリウムを一斉にふる場面もみられ、会場は完全に一体に。続いてアルバム『GOLD』収録の新曲「Why」を披露すると、全員が初めて聴く曲ながら、胸打つ歌詞とそれを全身で表現するJASMINEの姿に釘付けに。2ndシングル「No More」では、4枚の鏡の前で拳をにぎりしめて感情表現をするダンサーと、JASMINEの歌声とが見事にマッチ。JASMINE自身も鏡に向かって歌いかけるというパフォーマンスで、会場の一体感は増す一方。さらに、アルバム曲「dear my friend」を歌いあげると、場内には涙する人も。そして満を持してのラスト曲は「Dreamin'」。ステージ上から羽が降り、歌終わりでは客席内にJASMINEのエンブレムロゴが刻印された金色の紙吹雪も舞うという壮大な曲にふさわしい演出もさることながら、何よりもJASMINEの表情と歌声に惹きつけられ、会場は感涙と拍手とに溢れた。
場内の鳴りやまないアンコールに応えて、再度ステージ上に現れたJASMINE。お客様へ心からの感謝を伝え、デビュー曲の「sad to say」を、今度はダンサーも交え、パフォーマンス。全11曲(アンコール含む)、約60分のライヴはJASMINEの今が凝縮され、今後のさらなる次世代ライヴ・アーティスト・エンターテイナーとしてのポテンシャルを大きく感じさせる内容だった。
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