2010/7/16公開
JASMINEインタビュー
ジャパニーズR&Bというジャンルから大きくはみ出す赤裸々なリリック、そして魂とスキルを両立したボーカル表現の出会いが最高に新鮮なJASMINE。『sad to say』で衝撃的なデビューを果たした若い才能は、さらに成長し、いよいよ彼女の全容を知るファーストアルバム『GOLD』が完成した。
心の奥底にたまっていた感情を前代未聞のリリックでぶちまけた『sad to say』で、衝撃のデビューを果たしたJASMINE。洋楽仕込みの卓越したグルーヴ感と、英語と日本語を自在に行き来するウィットに富んだリリック、そして13才からゴスペルに親しんできた歌唱力とで、比類なきジャパニーズR&Bとして注目されている。5枚のシングルを発表後、待望のデビューアルバム『GOLD』を完成させた21才のJASMINEに、音楽に対する意気込みを聞いた。
■デビューアルバムの完成、おめでとうございます。アルバムタイトルを『GOLD』としたのは?
JASMINE:タイトルはいろいろ考えたんですけどね。で、先にジャケット撮影をしていて、これまでの写真の流れから考えたときに色のパターンが続いていたから、『GOLD』でいいかな、と思って。5レンジャーのボス的な色にしたいなと思って(笑)。
■アルバムのオープニングは『PRIDE』という自己表明のようなナンバーですが、JASMINEにとってのプライドって、どういうもの?
JASMINE:最初に“プライド”っていうテーマで曲を作ろうと決めて、でも私は中学生のときに“プライドがどうのこうの”という話になったときに、何のことかつかめなかったくらいで。説明されてもわかんなくて。わかんないから、気になって気になって。最近、プライドがどういうものなのかわかるようになってきたみたいな。
■曲を書いているときにはわかってきた感じ?
JASMINE:そうですね。プライドって具体的な何かじゃなくて、スタンス的な。“このことに関してだけは負けられない”みたいな。
■「バッグに詰め込んだこの意志」という歌詞があるけど、実はプライドは前からあったのでは?
JASMINE:それをプライドとは思わなかった。夢みたいな、ちょっとずつ信念みたいのはあったんですけど。その信念がちょっとずつ守られるたびに、自分のなかでプライドになっていくんだなぁと。
■“負けられない自分”という信念は、何才くらいから育ってきたの?
JASMINE:なんだかんだ前からあったんですけど、それは“歌うこと”と“自分が生きること”に関してだけで、ほかはあんまりどうでもいい感じで。何に対しても、たぶんトラックをバーッと聴いて、“私って何者なんだろう”って思ったときに、プライドみたいなものを探しているのかなと。(音楽をやっている)JASMINEだけがプライドが高くて、(もともとの自分の)明日美はプライドがなくて、自分が嫌いなんです。
■デビュー曲『sad to say』から、自分自身の心情を思い切りぶつけた曲を書き、歌っていて、圧倒的な存在感を放ってきたけど、同じ世代の子たちに向かって歌っていきたいという気持ちが強かったの?
JASMINE:そうですね。私がしんどいときとかにいつも音楽がいちばん助けてくれる。でも、その音楽自体には恩返しできないから、次の人たちに対して音楽を作ってつなげるのがせめてもの恩返しだと思っていて。妄想ですけど(笑)。
■使命感は強く持っていますよね。
JASMINE:「アンパンマン」(テレビアニメ「それ行け! アンパンマン」)を見て育ったからかもしれない。アンパンマンは困っている人がいたら、その人がどんな人でも、自分の顔を犠牲にして助ける。それが超カッコイイ。だからアンパンマンみたいになれたら、うぬぼれらるかなぁと思っていて(笑)。
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「もともとの自分はプライドがなくて、自分が嫌いなんです」
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3か月連続シングルリリース第3弾、「DREAMIN’」。自身初のバラード曲。夢に対するゆずれない気持ち、自分への誓い、実現への強い意志を託した歌詞に注目。
配信期間:2010/5/12〜2010/7/31
2010年3月から始まった怒涛の3か月連続シングルリリース第2弾、「JEALOUS」。1990年代のR&B/HIPHOPのエッセンスとマイナー /ミディアム路線の曲調がまた新たなJASMINEの一面を見せる傑作!
配信期間:2010/4/7〜2010/7/31
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