ゲームコントローラーのボタンの修理

 編集:2008.02.21 16:21↑トップページ
 ゲーム コントローラーのボタンの修理。編集:2008.02.21 16:23
 ファミコンなどのコントローラーのボタンのゴム電極の修復です。
 任天堂だと昔の話ですが、このゴム電極は1個から売ってくれます。料金支払いは切手を同封して任天堂に通達する。
 しかし今は不明。まだファミコンはサポートされているのか?。で、他の製品のゴム電極を移植する方法を実行してみた。

【道具と材料】
  • 電卓などのゴム電極 これは2種類有るようです。全体が黒いゴムのものとグレー色と電極が黒色のもの。
     全体が黒いのは全て導電性であるので使えません…使う場合は絶縁フィルムが必要となる為。
     電極だけが黒いゴムは、ボディーは絶縁性があり、電極部だけ導電性である。
  • シリコーン充填材 工事などで使うものでもいい。しかし一度開封すると、使用後は密閉しないと徐々に固まってしまう。
     同様の材質で少量の製品が有りました。「バスコークN ガラスの水槽・鏡 防水シール 50ml」(セメダイン)。色は白、透明(若干乳白色)が有ります。
  • マイナスドライバー これでシリコーン充填材を塗ります。幅の狭い物が良い。
  • 台座 シリコーン充填材がくっつかない材質のポリプロピレンなどが良い。この上で作業をします。
【修理手順】
  • 写真の様に電卓などのゴム電極(A)を四角く切る。
  • コントローラーのゴム電極(B)も同様にくり抜く。
  • A、Bの接合面にシリコーン充填材をマイナスドライバーの先端に付けて塗ります。これをすることにより完全接着を目指す。
  • 台座の上で作業…AをBにはめ込む。隙間が多分開くと思うので、そこにシリコーン充填材をマイナスドライバーの先端に付けて埋めていく。
  • まる1日経ったら、シリコーン充填材は固まりますので、それを確認した上で台座から取って完成です。
 あとポイントとして、黒い電極の表面がテカテカしている場合は、カッターナイフなどで削った方が導電性が良くなります。

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