2010年8月28日(土)に放送される日本テレビの24時間テレビ「愛は地球を救う」だが日本テレビ関係者の話を聞く機会があったのでここに書かせて頂く。24時間テレビはどのように企画が進行しているのかという記者の質問に日テレ関係者は「プロデューサーが『どこかに頑張ってる障害者いないかな』と言うんでそれが切っ掛けですね」と回答してくれた。もちろん悪意のある意味ではなく、企画には障害者が必要と言う意味なのだろう。実際に毎年健常者と交じって障害者が頑張っている姿が24時間テレビ中に放送されている。
■ネット上では批判が相次ぐ
ネット上では「見世物にするな」「またお涙頂戴か」という批判がここ最近増えてきているが、内情はどうなのだろうか。「企画に関しては変えようという話もでていますが、上がウンとは言わないですね。マンネリしていようが、チャリティー企画はこの後も続くと思いますよ」という正直な意見を聞くことができた。やはり現場でも温度差があるらしく冷めているスタッフも居るとか。
チャリティーといいつつ出演者には多額のギャラを支払いその行為そのものに毎年疑問符が打たれているこの番組企画だが、プロデューサーがこれでは改善のしようがないだろう。
■日本だけエセチャリティー?
またチャリティーと銘打っているにも関わらず出演者には多額のギャラを支払っており、その存在意義そのものに疑問符が打たれている。では全てノーギャラは実現不可能なのだろうか。実はアメリカで40年以上も続いているチャリティー番組『レイバーデイ・テレソン』は豪華な出演者にも関わらず全てノーギャラだ。出演者は中途半端どころではなく、セリーヌ・ディオンやテルマ・ヒューストンなど大御所ばかり。似たようなチャリティー番組『テレソン』をフランスでも放送しておりこちらもノーギャラとなっている。つまり“エセチャリティー番組”は日テレだけとなるのだ。なんともなさけない話だ。
■出演者も冷め気味・・・
先日もTOKIOの松岡が「何コレ? つまんない。こんなのイヤだよ」とスタッフを驚かせる発言したのは記憶に新しいだろう。現場だけでなく出演者まで冷めてきている日テレの24時間テレビだが、今年で33年目を迎える。そろそろ潮時ではないのだろうか。
24時間テレビ公式サイト
TOKIO松岡、24時間テレビの障害者とのコンサート企画に「何コレ?つまんない。こんなのイヤだよ」→テレビ関係者激怒
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