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日本相撲協会の全般的な改革を目的に設置された「ガバナンス(統治)の整備に関する独立委員会」(座長=奥島孝康日本高野連会長)は24日、東京・両国国技館で第2回の会議を開き、相撲協会の親方を議決権のないオブザーバーとして参加させることを決めた。
16日の第1回会議でオブザーバーは置かないとしていたが、渡辺美樹委員(ワタミ会長)が「相撲協会を排除するのではなく、巻き込んで一緒に改革しよう」と提案。11人の委員の採決は賛成6人、反対5人だった。
奥島座長は「独立性を厳格に解釈してオブザーバーに反対する声もあったが、協会内部のスタンスを理解する必要がある」と説明した。人数や人選は相撲協会と協議する。同協会が推薦していた陸奥生活指導部長(元大関霧島)らが軸になるという。
暴力団関係者の観戦が問題化した維持員席の問題については、相撲協会の全国維持員会会長を務める出羽海理事(元関脇鷲羽山)が現状について委員に説明した。同理事は弟子の野球賭博関与で謹慎中だが、特例で参加が認められた。新田一郎委員(東大教授)は「相撲を見届ける役割の維持員の趣旨と、席が転売される実態に乖離がある。制度の適正化が必要だ」と感想を述べた。
独立委は31日に第3回会議を開き、8月にも4度開催することを決定。オブザーバーとは別に、相撲部屋を系統別に分ける各一門を代表する親方や力士を呼んで意見を聞くという。
奥島孝康座長「日本相撲協会は、独立委員会に対して疑心暗鬼の部分があると思う。オブザーバーとして出てもらい、議論を交わしたい。維持員席は制度ではなく、その運用に問題がある」
渡辺美樹委員「(オブザーバーについて)協会も巻き込んで改革した方がいい。力士や親方も委員会に対して疑心暗鬼になっているから、敵視ではなく一緒にやっていこうということ」
新田一郎委員「維持員に与えられる席が転売され、制度の趣旨から外れている実態を、どう適正化するか議論した。協会から出ている原案を、今後委員会で検討していく」
(2010年7月24日17時47分 スポーツ報知)
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