21世紀の遣唐使 上海万博奈良ウイークが、日本館で開催
2010/07/23
挨拶する奈良県副知事の窪田修氏
せんとくんが、会場でショー
開幕式に出席したゲストらが、テープカット
子供と「せんとくん」の記念写真
「せんとくん」を囲んだ記念写真に、先を争って参加する観衆ら
ミュージカル「長安―奈良 夢の旅人『仲麻呂』」
ミュージカル「長安―奈良 夢の旅人『仲麻呂』」
ミュージカル「長安―奈良 夢の旅人『仲麻呂』」
奈良のかわいいキャラクター「せんとくん」の登場につれて、「21世紀の遣唐使 上海奈良ウイーク」が23日午前、上海万博日本館イベントステージで開幕した。奈良県副知事の窪田修氏が、開幕式に出席して挨拶した。陜西省人民対外友好協会、江蘇省揚州市外事弁公室、在上海日本総領事館などの関係者が、開幕式に出席してテープカットした。
挨拶の中で、窪田氏は、奈良は日本の古都である。奈良では中国の文化が感じられる。奈良は神社・寺、仏像、壁画などが数多く、中国とかかわるものが保存されている。また、奈良も美しい自然景色、多くの伝統文化・祭がある。2010年は平城京の遷都1300周年に当たり、日本で一連の祝賀イベントを行っており、上海万博奈良ウイークはその中の一つだ。上海万博奈良ウイークを通じて、より多くの友人が奈良へ行って、奈良の古都文化を体験するよう期待している。なお、この舞台によって、日中両国の友情を深め、日中交流に貢献することを祈っていると語った。
開幕式の後、同じステージで、「せんとくん」を囲んだ記念写真イベントが開催され、観衆らが先を争って参加した。30人の幸運者が「せんとくん」と記念写真を撮った。
その後、OSK日本歌劇団が、ミュージカル「長安―奈良 夢の旅人『仲麻呂』」を上演した。きらびやかな天平文化を再現する映像や衣裳、舞う散華、スピーディーでダイナミックなダンスが交じり合って、遣唐使として唐に渡った阿倍仲麻呂の物語を表現した。俳優らの素晴らしい演技は、会場の観衆から次々と拍手を受けた。
関係者によると、同ウイークは29日までで、イベントの間に、「せんとくん」を囲んだ記念写真イベント、ミュージカル「長安―奈良 夢の旅人『仲麻呂』」以外に、クイズ大会も開かれ、当たった来場者は記念の帽子を獲得するチャンスがある。
(曹 俊 写真も)