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井岡、世界奪取へ内容も追求「勝つのは当たり前」

 原点回帰で、国内最速の世界奪取への足がかりにする。プロ5戦目となる井岡一翔はリミットちょうどの48・9キロで計量をクリア。「これ以上ない大舞台なので、面白い試合をしたい」。スポニチプラザ大阪でパブリックビューイング(15時)もある大一番に向け、21歳は意気込んだ。

 初のダウンを喫した4月のアモル戦。勝利を収めたとはいえ、一翔には反省が残った。「あすはジャブから組み立てるボクシングをしたい」。KOを狙うと、ついパンチが大振りになり、自分のリズムを失ってしまう。本来のスタイルを取り戻すことが、年内にも目指すプロ6戦目での世界王者への近道なのだ。「勝つのは当たり前。自分も陣営も納得できる戦いをしたい」。悲願成就のために、一翔は結果と内容の二兎(と)を追い求める。

[ 2010年7月25日付 ]

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