AKB48の大島優子(21)が23日、都内でのイベント「お台場合衆国2010」に出演し、俳優・ウエンツ瑛士(24)との熱愛報道後、初めて公の場に姿を現した。熱愛や交際については双方がすでに否定したものの、会場は、大島のファンがエールを送り、アンチがヤジを飛ばす異様な雰囲気。前田敦子(19)らメンバーが報道陣から大島を“ガード”するなど、最後までピリピリムードを漂わせた。
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大島は、フジテレビ系アニメ「ドラゴンボール改」のエンディングテーマ曲「心の羽根」のために結成されたAKBメンバー7人のユニット「チームドラゴンfrom AKB48」の一員として登場。さすがに最初は緊張した表情だったが、メンバーの小嶋陽菜(22)とアイコンタクトをし、笑顔を取り戻すと、同曲を披露して3000人を沸かせた。
一方で、客席は“熱愛騒動”の余波を受け、ヒートアップした。大島のファンが「優子、頑張れ〜!!」と声援を送ると、アンチは「リアル!!リアル!!」と大合唱。熱愛報道を“リアル(本当)”だと責め立てた。
異様な雰囲気の中、大島を助けたのは、仲間たちだった。高橋みなみ(19)は登壇したアニメ「ドラゴン‐」の主人公・孫悟空の声優・野沢雅子(73)に「(必殺技の)かめはめ波を伝授してください」とオファー。野沢の指導の下、全員でか〜め〜は〜め〜波〜!!とポーズを決めると、野沢さんは大島の熱愛報道を暗示するように「これで嫌なものは吹っ飛んでいったから」と告げた。大島も「めっちゃアドレナリンが出ますね。気持ちいい」と吹っ切れた表情を浮かべた。
会場には多数の報道陣も詰め掛けたが、ステージから降りる際には、前田敦子らメンバーが大島を徹底ガードした。大島は、21日のブログで「私は今、仕事に燃えている」と宣言。苦楽を共にしてきた仲間たちに支えられ、今後も清く正しいアイドル街道をばく進するに違いない。