ウエルター級で因縁対決の火花を散らす下川原(左)と渡部=後楽園飯店
「ボクシング・最強後楽園決勝」(9月5日、後楽園ホール)
7階級で来春の日本王座挑戦権を争うボクシングの「第3回最強後楽園」決勝戦の発表会見が22日、都内で、12選手(2人欠席)が出席して行われた。日本ウエルター級6位・下川原雄大(28)=角海老宝石=は、同級8位の渡部あきのり(25)=協栄=と因縁対決に臨む。
下川原が、決勝に並々ならぬ闘志を見せた。05年度の東日本ウエルター級新人王戦は、決勝を前に目を痛めて棄権。一方の渡部は全日本を制してMVPも獲得し、07年12月に日本王者・湯場忠志(都城スポーツ)に挑戦して敗退するまで15連続KOもやってのけた。幻マッチの実現に「スピードとパワーのぶつかり合いを見せたい」と意気込んだ。
(2010年7月22日)