死去した山田英俊氏(大相撲元大関北葉山)
大相撲元大関北葉山の山田英俊氏が20日午後5時15分、肝臓がんのため東京都墨田区の自宅で死去した。75歳。北海道室蘭市出身。既に近親者で密葬を行った。
小兵ながらけいこ、研究ともに熱心で、殊勲賞を1回、敢闘賞は2回獲得した。大関在位は30場所で優勝1回。大鵬や柏戸の好敵手として活躍した。
引退後は年寄「枝川」を襲名。時津風部屋で後進の指導に当たりながら審判委員、日本相撲協会理事などを務め、2000年に定年退職した。
(2010年7月24日)