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25日のトリプル世界前哨戦(大阪府立体育会館)に臨む、プロボクシングWBC世界ライトフライ級11位、WBA同級12位の井岡一翔は亀田興毅、大毅らと23日、大阪市内で記者会見を行った。
“全国デビュー”で亀田兄弟を食ってみせる。初の地上波放送が決まった井岡は「3人の中で一番いい試合をしたい」と力を込めた。
興毅、大毅の鮮やかなジャージー姿に対し、一翔は白シャツで現れた。「初めてテレビに出させてもらえるんで、印象を与える試合をしたいです」。デビュー後初めてメーンから外れたが、すでに前売り券は完売。おじで元2階級世界王者の井岡弘樹会長(41)は「一翔の試合はいつも大体完売」と、亀田効果を否定した。
年内に、7戦目以内の世界奪取最短記録樹立を見据える。父でプロモーターである一法氏は、WBC同級新王者のニーニョ(メキシコ)陣営と接触していることを明かし、「初防衛の相手に選んでもらえるなら10月、もしくは次の12月」と世界挑戦のプランを説明。「必ず最短で取りに行きます」と21歳のホープは力強く言い切った。ビッグマウスだけでない実力を、お茶の間に披露する。
(2010年7月24日11時22分 スポーツ報知)