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創価学会と後藤組(12)
「密会ビデオ」は野中と小沢の取引に利用された。
前回に引き続き公明党の前都議会議員の藤井富雄氏と山口組系後藤組の元組長・後藤忠政氏が映っているとされる「密会ビデオ」について考えていきます。
山口組の暴力団組長と公明党都議の大幹部が密会しているビデオの存在を、今回初めて後藤忠政氏が認めたことは、これまで週刊誌や月刊誌が報道してきたこの世紀のスキャンダルが真実であったという事です。
これまで創価学会や公明党はそんなのは週刊誌が勝手に捏造して報道していることでデタラメだと言ってきましたが、今度ばかりはもう言い逃れが出来なくなりました。
池田側近(公明幹部)と暴力団の「絆」『月刊現代二月号』
「野中広務『権力20年戦争』」─ (ジャーナリスト・魚住 昭『月刊現代』0402要旨)
【暴力団との密会】
小沢一郎の側近、平野貞夫(当時新進党参院議員)が友人の権藤恒夫から「会いたい」という連絡を受げたのは1996年(平成8年)3月6日のことだった。
権藤は公明党時代に国対委員長として活躍した新進党の代議士である。平野はすぐ議員会館の権藤の事務所に向かった。部屋に入ると、深刻な顔をした権藤が口を開いた。
「何とか住専予算で妥協する方法はないだろうか」
国会は破綻した住専(住宅金融専門会社)の処理策をめぐって大揺れに揺れていた。小沢が率いる新進党は6千850億円の税金投入に反対して2日前に予算委員会室の出入り口で座り込みをはじめたばかりだった。
「ようやく政府を追い込んだというのに、妥協の話はないでしょう。何があったんですか」
平野がそう言うと、権藤は怒りで顔を歪めながら小声で話しはじめた。
「野中さんが会いたいというので久しぶりに会ったんだが、とんでもたい話だった。『公明』代表の藤井富雄さんが暴力団の後藤組の組長と会ったところをビデオに撮られたらしい。そのテープを自民党側に届けた者がいるということなんだが……」
藤井は創価学会名誉会長・池田大作の側近といわれる東京都議で、後に野中とともに自公連立の牽引車となる人物である。当時は新進党に合流していない旧公明党参院議員と地方議員を束ねる「公明」代表をつとめていた。
その藤井が山口組きっての武闘派として知られる後藤組(本拠・静岡県富士宮市)の組長・後藤忠政と密会している場面を隠し撮りしたビデオテープがあるというのである。
「脅かされているので妥協したいということなのですか?」
平野の問いに権藤が答えた。
「ことは暴力団がからんだ問題だ。学会も気にしているから放っておけない。このままだと公明系(の新進党議員)がもたなくなるので、何かいい知恵はないだろうか」
平野は権藤と2人で党首の小沢に報告に行った。小沢は、
「学会が困っているんだから、話し合いをしてやれよ」と、権藤・野中ラインでの交渉開始を了承したが、
「条件が2つある。1つは予算を修正すること。もう1つは自民党にも経済構造改革の必要性を分かっている人がいるから、住専問題を機会に改革のきっかけを作ることだ」と釘を刺した。住専予算をめぐる権藤・野中の水面下の交渉はこうしてはじまった。(平野の回想)
「交渉結果は逐一、権藤さんから報告を受けました。向こう側には野中さんだげでなく(参院自民党幹事長の)村上正邦さんや亀井静香さんもいて、問題を表に出したくなければ住専で妥協しろと言ってきた。
でも、小沢党首は予算案から(6千850億円の)数字を削れと言って譲らない。間に入った権藤さんは学会からもいろいろ言われるから困ってね。そうこうするうちクリントン大統領の来日が迫ってきた。それまでに予算案を衆院通過させなきゃいけないというので、事態はかなり切迫してきたんです」
http://otarunounga.hp.infoseek.co.jp/
gendai2.htm
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先ずこの時における藤井富雄の存在は、単なる公明党の都議会議員ではありません。公明党はこの頃自民党を飛び出した小沢一郎などと新進党を結成していた。
しかし、公明党は全面的に解党して、新進党に合流したわけではない。地方議員と参院の公明党議員は『公明』という政治団体に残って、その代表を務めていたのが藤井富雄であった。
このような立場の男が暴力団の組長と密会していたところをしっかりとビデオに収録され、それが自民党の野中広務の手に渡ってしまったのである。
それで公明党は自民党の野中に脅された。もしこの暴力団組長との密会ビデオが表に出れば、これは公明党や創価学会にとっては死活的な問題となることは間違いなかった。
住専問題国会と呼ばれたあの国民の税金が注ぎ込まれることで大騒ぎとなった与野党の攻防の中で、この創価公明党を巡る一大スキャンダルが、我々国民の知らないところで進行していたのです。
小沢や野中は最終的には創価公明党の弱みを握ることで、この問題で取引して決着を図った。このスキャンダルを封じ込めるために創価学会が政界にばら撒いた闇資金は軽く十億円を下らなかったと言われています。
後日明かしますが、野中はこの暴力団と創価学会のスキャンダルを利用して、創価学会を手玉に取っていきます。日本共産党を攻撃する大量のビラを官房機密費で印刷し、そのビラの配布を全国の創価学会信者が行なったことは公然の秘密です。
創価学会は野中という人物と今後付き合う担当者として、故宮本顕治日本共産党委員長の自宅への電話盗聴事件で逮捕された西岡誠司を当たらせた。
小沢にしてもこのスキャンダルを収めたことで、創価公明党に大きな貸しを作りました。小沢と創価学会も裏でこれ以後つながっていく事になるのです。
>「学会が困っているんだから、話し合いをしてやれよ」
しかし、こんなことで日本の政治が左右され、我々国民の血税がいいように使われてしまうなんて、本当に許されないことです。
私は創価公明党を日本政界の最も醜悪なる存在として、批判して来ましたが、このような出来事があったからです。これまで闇に葬られ表に出ることのなかったこの「密会ビデオ」こそ、創価公明党の息の根を止める最大の材料となるのです。
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