2010年07月23日
未曾有の危機をもたらした口蹄疫への対策で、県は財源の確保に頭を悩ませている。
“虎の子”の財政調整積立金を取り崩したほか、対策費捻出(ねんしゅつ)のため、各課に口蹄疫で執行できない事業の報告も要請。国にも粘り強く財政支援を訴えている。ところが、トップの東国原知事は民間種雄牛をめぐり山田正彦農水相と“大げんか”。県幹部からは「国が快く協力してくれるかどうか不安」との声も聞こえる。
「基金はいつになったらできるのか。国に掛け合っても答えがない」。ある県幹部は、口蹄疫対策特別措置法で認められている復興のための基金がいまだに創設されていないことに、焦りを隠さない。県が復興計画を立てたとしても、財源の裏付けがない「絵に描いたもち」となる恐れがあるためだ。
(詳細は23日付朝刊、または携帯サイトで)
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