西日本新聞

民間種牛処分で農相が回答 「全体守るため」と農場主に

2010年7月24日 01:04 カテゴリー:社会 生活・レジャー

 宮崎県の口蹄疫問題で、所有する種牛6頭を殺処分された高鍋町の農場経営薦田長久さん(72)は23日、山田正彦農相あてに提出した質問状に対し、農相から「わが国の畜産業全体を守るため例外を認めるわけにはいかなかった」との回答書が届いたことを明らかにした。

 薦田さんは「納得できない。今後、法改正し、種牛の扱いを定めてほしい」と話した。

 薦田さんは質問状で、特例救済が認められた県所有のエース級種牛との公平性などについて、農相に見解をただした。

 回答は21日付。それによると、県の種牛について「知事から要請があり、移動前の徹底した安全性確認などを条件に、制限区域外への移動は妥当と助言した」と説明。

 薦田さんの種牛処分は「まん延防止のため新たに制定された口蹄疫対策特別措置法に基づく、やむを得ない措置。ワクチン接種地域では健康な家畜も含めてすべて処分した」としている。

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