宮崎県の口蹄疫、最初の感染例は3月中旬だった
7月23日20時57分配信 読売新聞
宮崎県の口蹄疫問題で、農林水産省が1例目として感染を確認した今年4月20日以前に、県内の10戸以上の畜産農家に感染が広がっていたことが23日、専門家で作る疫学調査チーム(チーム長=津田知幸・動物衛生研究所企画管理部長)の調査で分かった。
最初の感染例は都農町の水牛農家で、3月中旬だったことも判明。同チームは「発見の遅れから、有効な初動対応がとれなかった」とみている。
同チームは、感染が確認された全292の農場を調査。抗体検査などでウイルスの感染経路と時期を調査しており、8月中に中間報告をまとめる。
同チームによると、最初の感染例は、これまでの発表で6例目とされていた都農町の水牛農家。3月中旬の感染に気づかなかったため、この農家から、車の移動などでほかの農家へ感染を広げたと考えられる。水牛農家へのウイルスの侵入経路は不明という。
また、4月20日以前に感染していたことが分かった中には、同月28日に感染が判明した県畜産試験場(川南町)の豚も含まれていた。この試験場での豚の感染以降、一気に被害が拡大した。
最初の感染例は都農町の水牛農家で、3月中旬だったことも判明。同チームは「発見の遅れから、有効な初動対応がとれなかった」とみている。
同チームは、感染が確認された全292の農場を調査。抗体検査などでウイルスの感染経路と時期を調査しており、8月中に中間報告をまとめる。
同チームによると、最初の感染例は、これまでの発表で6例目とされていた都農町の水牛農家。3月中旬の感染に気づかなかったため、この農家から、車の移動などでほかの農家へ感染を広げたと考えられる。水牛農家へのウイルスの侵入経路は不明という。
また、4月20日以前に感染していたことが分かった中には、同月28日に感染が判明した県畜産試験場(川南町)の豚も含まれていた。この試験場での豚の感染以降、一気に被害が拡大した。
最終更新:7月23日20時57分
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