2010-07-24
徹底検証 唐沢俊一追討日記 その24 村崎百郎
これでアンチは自粛する、わきゃねーだろ
唐沢俊一HP>ニュース>イベント>2010年7月24日投稿
村崎百郎氏、死去
すでにニュース等でご存知の方もいらっしゃると思いますが、『社会派くんがゆく!』で私とコンビを組んでいた作家、村崎百郎氏が死去しました。
23日夕、自宅で仕事中にあがりこんできたファンを自称する男に刃物で胸を20数回、刺されて即死状態だったそうです。犯人は村崎さんの書いた実践本(『鬼畜のススメ』か?)に“裏切られた”と言っているとの報道がありました。
やり場のない怒りに身をふるわせるばかりです。48歳、これから作家としての本領を発揮できる年齢で、と思うと歯がみしたい思いです。
彼とは10年にわたり、『社会派くんがゆく!』で、猟奇的事件を扱った対談を続けていました。その当人が、まさかこのような猟奇的事件の被害者になるとは……。
パートナーである森園みるくさんも村崎さん以前からの知り合いであり、一時は村崎さんが露悪的に二人の熱々ぶりを電話で話してきかせてくれたりして、いいコンビだと思っていました。今はかける言葉もみつからない状態です。
一報が入ったとき、最初は頭がその情報を拒否して、何かの悪い冗談だろう、としか思えませんでした。編集部にかかってきた相手が某新聞社の名前を名乗ったそうで、悪質ないたずらではないか、そうであってほしい、と願いながら、その新聞社に務める知人に急いで確認の電話をしてみて、真実であると知りました。
今は多くを語るべき時ではありません。また、その余裕もありません。10年コンビを組んでいた人間の突如の異常な死にまとまった言葉を選べるわけもありません。
ただ、これだけは言いたい。
私の知る限り、村崎さんは最良の文化人の一人でした。そして、情の深い男でした。その、自分の教養とセンシティブさを、あのような鬼畜のキャラで鎧い隠さねば、この世界でやっていけなかったのでしょう。それが“時代”だと言えば、哀しい時代にわれわれは生きていました。
『社会派くん』対談では、ことに最近は、村崎さんの発言は鬼畜どころか、むしろ社会の不条理に、被害者の非運に憤慨する、いち常識人と化していました。もちろん、それはテープ起こし校正の段階であとかたもなく消えるわけですが、読んでみれば、露悪的なセリフの間ににじみ出る、村崎百郎の、人間という存在に対する愛情というものははっきりわかったでしょう。
村崎さんも、読者がそれをちゃんと読み取ってくれるという信頼の上に、あのキャラクターを作っていたのです。
もし、犯人が言ったという“裏切られた”という言葉が、その、村崎さんが作ったキャラクターと、現実の彼のギャップを指すのだとしたら……。
ライターたちにとり、これは恐怖です。
また、犯人はサンケイスポーツの記事によれば、2ちゃんねるで彼の自宅住所を調べ乗り込んだようです。人の住所をネット、ことに大多数が悪意を持って見る2ちゃんねるのような場所にさらす行為というのは、もはや殺人幇助、いや教唆と言えるのではないかと思います。
いや、思えばネット上にどれだけ、人の命を軽んじる発言、脅迫としかとれない発言が蔓延しているか。正常な判断力を持たないものが、そこからの情報をウのみにして行動に及んだとしたら……。事件後、私にインタビューしてきたマスコミ各社も、多くはそのことに言及していました。ことを村崎百郎一人の特異なケースにしてはいけない。
第二、第三の彼を出してはいけない。
そのような思いをただ、反復しながら、今、彼との10年にわたるつきあいを記憶の底から甦らせています。
彼の、カルチャー界における位置づけなどに関しては、あらためて、また。
……おっと、あんな連載のコンビです。
少しは不謹慎なことを言っておかないと彼に怒られそうです。
「いいなあ、これでサブカル界のジョン・レノンって呼ばれるぜ!」
…………いいかい、これで?
一読内容の薄さに呆れた。その言い訳は、一応書かれている。
今は多くを語るべき時ではありません。また、その余裕もありません。10年コンビを組んでいた人間の突如の異常な死にまとまった言葉を選べるわけもありません。
だったら、こんな即製の追討記事などアップしなければいいのにと思うが、その慌て方から推すに、『鬼畜キャラを演じたことが殺された原因だ(唐沢との仕事がよくなかった)』といった意見を押さえ込むことと、故人と一番親しい友人は自分だから、追悼は既得権益だぞと、マスコミにアピールしているんだろう。
今回の、追悼記事は二つのことしか言っていない。
一つは、村崎百郎は、最良の文化人で、いち常識人で、人間という存在に対する愛情を持った人間だった、ということである。
鬼畜キャラを売りにして(報道を信じるなら)それに殉じた人間の蓋棺事定が「愛情に満ちた常識知識人だった」というのが如何に情けなく、無礼なことに気が付かないのは、もはや天然なんだろう。もっとも、
彼の、カルチャー界における位置づけなどに関しては、あらためて、また。
と書いたんだから、本当にきちんと書いていただきたいところ。
で、鬼畜キャラは洒落なんだ、ネットなんかいい加減なものなんだから信じるんじゃねえと主張するのだが、そこでつい本音が出ている。
もし、犯人が言ったという“裏切られた”という言葉が、その、村崎さんが作ったキャラクターと、現実の彼のギャップを指すのだとしたら……。
ライターたちにとり、これは恐怖です。
ふざけるな。
ライターだろうがなんだろうが、自分の書いたことには責任を取る、唯一その事実があるからこそ、言論の自由、延いては報道の自由が成立するのだ。言いたい放題の悪口雑言罵詈讒謗、根も葉もない中傷、そうしたことを繰り返してきた『社会派くんがゆく!』も例外ではない。いざというときになって「これはこれはこれは、あれは冗談です、洒落です、本気にしないでください。ボクらは心優しい常識人なんですから」なんて気持ちでやっていたのなら、二度と鬼畜なんか気取るんじゃねえ。おれは、唐沢俊一という盗作常習者の検証を続けている。根も葉もない中傷ではない。それでも、それなりの覚悟を持ってやっているのだ。それを、全く被害者には落ち度のない事件で、被害者を罵り、あざ笑い、中傷しながら、「ライターたちにとり、これは恐怖です。」と逃げるなら、中断している日記は、このまま終了すべき、いや、筆を折るべきである。こんな卑怯で汚らしい奴が、作家を標榜するのも許しがたいことだ。
さて、もう一つは上にも関係することだが、都合が悪くなると総て、その責任をネットに押し付けることである。
今回の犯人が異常な人間であることは想像に難くない(あくまでも想像)。その犯人の言質、なぜか一般紙ではなく、サンスポに報じられた、「2ちゃんねるで彼の自宅住所を調べ乗り込んだ」という記事を鵜呑みにしてネットを批判し、そうした情報をネットにリークするのは「もはや殺人幇助、いや教唆と言えるのではないか」と主張する。
どこまで、甘ったれているんだか。そこまで庇護されなければ何も語れないのかね。
だいたい、あんたは自著に、奥様の本名から住所まで包み隠さず載せてるんだけど(驚いた韜晦趣味だ)。著書名は伏せておくけどさ。自分の都合で、なに叫んでるんだか。
……おっと、あんな連載のコンビです。
少しは不謹慎なことを言っておかないと彼に怒られそうです。
「いいなあ、これでサブカル界のジョン・レノンって呼ばれるぜ!」
…………いいかい、これで?
いいわけねえだろ。
どこが、ジョン・レノンなんだよ。あんたの追悼を読む限り、村崎百郎という人間は「鬼畜キャラで金儲けしてきたが、実際は、心優しい常識人だった」って総括されちまうんだぞ。ジョン・レノンというなら、なんでそれを書かない。今は、書けないと言うなら、軽々しくこんなことを書くな。徒に死者を徒に矮小化しているだけなのだから。
これまで、知りもしない、思い入れもない人間の追悼はするなと主張してきたが、この先、追悼記事は一切書くな(というか筆を折れ)と申し上げたい。
事件が事件だけに、検証を自粛するなんて思われたら心外なんでね。
2010-07-23
唐沢俊一「霊波」を騙る
ナニ、いざとなったらこれで食っていけまさぁ
『トンデモ創世記2000』「奇跡はいいから早く道を教えろ」P.104
唐沢●一時、僕のお袋が、「南無妙法蓮華経」に凝ってましてね、竜神様のところでやっていたんで、数珠みたいのを持ってたんですよね。僕の友達で石の霊波を計れるって女の子がいたんですけど、偶然、アメジストがあったから「これどのくらい零波があるの?」って聞いたの。「そうね、そんなに強くないけど」って言ったときに、ポケットの中の数珠を握って、心の中で「南無妙法蓮華経」ってやったら、女の子が「ギャー!」ってなっちゃった。「どうした?」って聞いたら、「ビリビリってきた」って。あれ何だったのかな。ま僕の表情が微妙に変わったのを察知したのかな。
でもね、志水さんも同じ思いだと思うけど、面白いと思うんですよ。何か理由があるのかもしれないけど、そういうことを信じている人がいるってこと自体が面白い。まあ、「人間は嘘を信じちゃいけない」って法律があるわけじゃないし。
志水●事実上「信じている人を妨げてはならない」という法律もあるくらいですから。
なんか新興宗教の機関紙の「わたしの信心・御利益体験談」とか「わたしの奇跡体験」みたいですね。いつもなら、「(笑)」「(爆笑)」大安売りなのに、二人とも妙に真剣なのが不気味。志水のフォローもマジで「信教の自由」。
お二人とも「竜神様」にはまってませんか?
そもそも母親が「南無妙法蓮華経」に凝っていたら、息子も常に「数珠」を持ち歩いているのかね。しかも「ホーリー」でも「ケアルガ」でも「アバダ・ケダブラ」でも「アブドロダムラル・オムニスノムニス・ベリエスホリマク」でもなくて「南無妙法蓮華経」を唱える。
僕の表情が微妙に変わったのを察知したのかな
まあ、「人間は嘘を信じちゃいけない」って法律があるわけじゃないし
って、全然、フォローになってないし。
竜神様に凝って「南無妙法蓮華経」にはまっていたのは、母親じゃなくて本人だったのでは? だから、仙台の大学から札幌に呼び戻されたとか……。
(((( ;゚Д゚))))ガクガクブルブル
トンデモ創世記2000―オタク文化の行方を語る (と学会白書シリーズ)
- 作者: 唐沢俊一,志水一夫
- 出版社/メーカー: イーハトーヴ
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- 出版社/メーカー: スクウェア
- 発売日: 2001/07/19
- メディア: Video Game
- 購入: 3人 クリック: 45回
- この商品を含むブログ (104件) を見る
「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
- 作者: J. K.ローリング,松岡佑子
- 出版社/メーカー: 静山社
- 発売日: 2008/07/23
- メディア: ハードカバー
- 購入: 15人 クリック: 127回
- この商品を含むブログ (322件) を見る
- 作者: 手塚治虫
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/02/08
- メディア: 文庫
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
- 作者: ひろさちや
- 出版社/メーカー: 佼成出版社
- 発売日: 2001/06
- メディア: 単行本
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
2010-07-22
唐沢俊一理解不能検証困難
何言ってんだか、分かる人います?
『トンデモ創世記2000』まえがき P.5
「すべてのものの九十パーセントはクズである」
と言った。この九十パーセントのクズを、オタクは愛せる。オタクこそ、もっとも多く世界を愛する能力を持った人種なのである。
オタクの極意、というようなセリフを私が最初に目にしたのは、大の怪獣映画ファンであるジョン・ランディスの、
「すべての怪獣映画はガジェット(クズ)である」
というヤツだった。それまで半可通たちのこねまわすへ理屈をずっと聞かされ続けてきた私にとって、この一言の、なんと男らしく、すがすがしく、潔かったことか。
「クズやから何やちゅーねん。わしはクズやから怪獣映画が好きやねん。文句あるか!」
というセリフが、衒いでも自己韜晦でもなく、素直な叫びだったことの驚き。なんとか自分の趣味嗜好に理屈をつけて、それを正当化しようと件名になっている周りの連中が全員、ガキに思えてきた。私がオタク道に開眼した瞬間であった。それ以来、私がオタク啓蒙活動のようなものを続けてきたのは、ひとえに、この
「クズを愛せ!」
という一言を普及させたかったからなのである。
「すべてのものの九十パーセントはクズである」
余りに有名なスタージョンの法則だが、現在では、こちらを指す言葉らしい。
Nothing is always absolutely so
常に絶対的にそうであるものは、存在しない
で、こちらの「SFの90%はクズである。ただし、あらゆるものの90%はクズである」の場合の、クズは“crud”もしくは“crap”と言われている。言うまでもないけど、スタージョンが言いたかったのは「SFの90%は駄目だけど、どんなものも90%は駄目じゃないか(SFに限ったことじゃない)」という至極当たり前のことのように思うんだけど。
で、唐沢はこの駄目な90%を愛するのがオタクだと主張したと思ったら、突然、ジョン・ランディスの言葉を引用する。
「すべての怪獣映画はガジェット(クズ)である」
さて、この言葉の出典が分からないので、原文も不明なんだが、少なくとも、ガジェット(Gadget)にクズという意味はない。最近、よく使われる言葉だけど、ガジェットって(気の利いた)小道具、装置、仕掛けって意味じゃなかった? まあ、転じて、受けばかり狙った、実用的でないものを指して、ガジェットと呼ぶこともあるが、少なくともクズではない。
つまり、唐沢は「オタクの極意、というようなセリフ」と持ち上げている、ジョン・ランディスのセリフの意味をいきなり取り違えているわけだ。困った子だねえ。
大体、スタージョンの法則なら「怪獣映画の90%はクズである。ただし、あらゆるものの90%はクズである」になるはずが、ジョン・ランディス(そんなこと言っていないのだが)に言わせると「怪獣映画の100%はクズである」ということになっちまう。最初にわざわざ、スタージョンの言葉を引いたのは、怪獣映画だけは例外で、全部駄目だと言いたかったからなのか、思考経路がよくわからない。
で、
それまで半可通たちのこねまわすへ理屈をずっと聞かされ続けてきた
「半可通たちのこねまわすへ理屈」というのは、例えば、
ゴジラを守る聖獣としてキングギドラが登場し、善悪が逆転してしまいます。ゴジラは白目を剥いていて、かなり恐ろしい造形ですね。この作品の特徴としては「人が死ぬ」ことが挙げられます。第1作以外はファミリー映画ということもあって、「人が死ぬ」シーンはなるべく避けていました。しかし、この作品では、ゴジラがヘリコプターを落とすシーンで「あの人、死んだわ」とあえて言わせたり、ゴジラが通り過ぎてるのを見てホッとした入院患者が、その矢先にシッポで殴打されて死んでしまう。「人が死ぬ」シーンの多さは、現在の恐怖は国や集団ではなく、個人の身に降りかかる具体的なものだということを象徴しているのではないでしょうか。
『EX 大衆』2009年10月号。なんてことを指しているんだろうね(言うまでもないが、唐沢が書いた文章である)。なんでキングギドラがゴジラを守るんだよ、というボケには、kensyouhanさんが既に、突っ込み済み。
「クズやから何やちゅーねん。わしはクズやから怪獣映画が好きやねん。文句あるか!」
というセリフが、衒いでも自己韜晦でもなく、素直な叫びだったことの驚き。
標準語は建前で、関西弁は本音と言いたかったのね。で、ジョン・ランディスの言葉が、衒い=「自分の学識・才能・行為などを誇って、言葉や行動にちらつかせること」でも、自己韜晦(出た!)=「自分の才能、地位や経歴などを包み隠して表に出さずにいること」でもないことは一目見れば分かることで、驚いたりする気が知れん。
私がオタク道に開眼した瞬間であった。それ以来、私がオタク啓蒙活動のようなものを続けてきたのは、ひとえに、この
「クズを愛せ!」
という一言を普及させたかったからなのである。
とにかく、ジョン・ランディスの言葉に意味をとり違えているのだから、もう勝手に開眼でもなんでもしやがれと言いたいところだが、そもそも、突然出てきた「クズを愛せ!」というのは誰の言葉なの?
唐沢俊一の書くものの90%はゴミだが、残りの10%も、そのうちの90%はゴミで、さらに残った10%の……。
トンデモ創世記2000―オタク文化の行方を語る (と学会白書シリーズ)
- 作者: 唐沢俊一,志水一夫
- 出版社/メーカー: イーハトーヴ
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- 作者: シオドア・スタージョン,大森望
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2005/06/11
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (121件) を見る
ブルース・ブラザース 【プレミアム・ベスト・コレクション\1800】 [DVD]
- 出版社/メーカー: UPJ/ジェネオン エンタテインメント
- 発売日: 2009/07/08
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 9回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
トンデモブラウ
唐沢俊一の書いたものから、無礼さと無教養さを引いて、意味不明な部分を無視したら、クズしか残らなかったということですね、きっと。
純粋100%のクズ。
なるほど自分の書いた文章が大好きなのね。
なにせ読み返して噴き出すんだもの。(笑)
ナルシスもびっくりな素晴らしき自己愛ですがな。
藤岡真
>トンデモブラウさん
要は自分も残り9割の有象無象の一人だということなんでしょう。
>うさぎ林檎さん
>魂の叫び
今となっては「クズをいぢめないで!」
ラーオ
可哀想に、ガジェットの意味を知らなかったんですね。
だから知らない言葉を使うんじゃないって言ってるのに。ってか、知らなかったら、調べろよ!
ところで、おたくってわざわざ開眼するものだったんですね……。
通りすがりで失礼します
ガーベージと勘違いしてるんでしょうか>ガジェット
藤岡真
>ラーオさん
多分ジョン・ランディスは、「あらゆる怪獣映画は、芸術性なんか無い娯楽だ」くらいの意味でいったのだと思います(あくまでも「多分」)。それをクズという言葉に置き換えれば、スタージョンの法則みたいになるって思ったのでしょう。で、なってどうしたんだと。
>通りがかりで失礼しますさん
>garbageなら訳は合っていますが、唐沢は100%、そんな難しい言葉は知らないと思います。
粗忽亭主人
> ガーベージと勘違いしてるんでしょうか>ガジェット
「衒い」はきっと「照れ」の高級表現だとでも勘違いしているんでしょうね。かなで書くと「てらい」と「てれ」でなんとなく似ているし。
藤岡真
>粗忽亭主人さん
唐沢は筒井康隆『笑犬樓よりの眺望』を評して「あれはいいですねぇ。作家としての矜持とジジイの韜晦(笑)」と書いています。明らかに「韜晦」という言葉の意味を知らない(というか、「晦渋」と間違えたか)ようで、「照れ」と相俟って、もう滅茶苦茶ですね。
ポぷリ
>「クズを愛せ!」という一言を普及させたかったからなのである。
俺くらい慈悲深くなるとクズを愛するくらいの事は楽勝で可能。
だが唐沢、オマエはダメだ!無理!!
藤岡真
>ポぷりさん
だって「クズ」じゃなくて「クソ」ですから。
tochica
gadgetはなかなか日本語にはなりにくい部分がありますけど、最近は多くの場合、藤岡さんの挙げられた意味を包含した「面白い仕掛けがある玩具のようなもの(表面的には深刻かつ重要な位置づけや意味を与えられても、実際には真剣に扱うものではない)」全般に使われていると思います。007のガジェットのように。
東宝の怪獣映画に精通しているジョン・ランディスの発言としては、見所と突っ込み所満載の仕掛けに満ちていて、気軽に楽しめる。それ以上でもそれ以下でもないが「そこがいいんじゃない」といったニュアンスが込められた表現でしょう。ある意味「オモチャ箱」=「宝石箱」のような価値観がある。
「クズ」などという見下した意味では決してないと考えます。
藤岡真
>tochicaさん
>気軽に楽しめる。それ以上でもそれ以下でもないが「そこがいいんじゃない」といったニュアンス
わたしも、そう思います。「芸術性なんかとは縁のない、娯楽、大衆演芸」みたいなことですかね。
それを「クズ」というのは、唐沢の本心が語るに落ちたような気がします。
2010-07-20
唐沢俊一「新井素子」を語る
無知蒙昧の無礼
『トンデモ創世記2000』「あそこで売っているのが新井素子だ!」P.68
その「シネマテイク」(引用者註;「奇想天外シネマテイク」)に行ったとき、受付で奇想天外社の本が販売されているんですよ。立ち読みしていたら並木(引用者註;なみきたかし)が「新井素子って新人知ってる?」って聞くんで、「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」って答えたら、グワーっと脇へ連れて行かれて、「あそこで売っているのが新井素子だ!」って(爆笑)。新人作家時代、まだもの書きでは食えないからって、お手伝いしてたわけですね。あまりに面白い話で、本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。
はいはい。よくある、武勇伝のパターンですね。「このまえ、出版社のパーーティに招待されてさ、今年の直木賞はなんだいあれ! って話してたら、後ろに作家当人がいてさ――」なんてやつ。しかしまあ、無礼千万な文章である。
なみきたかしはアニドウの会長で唐沢より六歳年上。なんで「並木が」なんて呼び捨てにされねばならないのか。
「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」
おれは、「中学生の作文みたいな文章を書くおっさん」なら、一人知っているけどね。新井素子が作家デビューしたころ、アニドウをうろちょろしていた唐沢は二十歳そこそこ、親掛かりの学生。新井のことを「新人作家時代、まだもの書きでは食えない」なんて言い方をしているが、唐沢は作家でもなければ、自立していたわけでもない。いや、この本が出版された、1999年だって、唐沢は自称作家(名刺の肩書き)でしかないのだ(まあ、今に至っては「盗作家」だし)。新人作家が、出版社主催のイベントで自著を売っているのを見て、「まだもの書きでは食えないからって、お手伝いしてた」って、イベント会場で自著を売り捲くってる盗作ライターを知ってるが、あいつも「もの書きでは食えない」からなのか。
しかし、一番酷いのは、次の文章だ。
あまりに面白い話で、本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。
まず、この話は全然面白くない。都会の掟に馴染めない田舎者が、無作法な発言をして、先輩に諌められたというだけの話である。そして、「本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいません」とは、どういう意味なのだ。なみきたかしが嘘をついたというのか。新井素子がそこにいなかったのだとしたら、この話、なんの意味もないんだが。
こんなことが自慢になると思って、嬉々として語る、田舎者の悲しさ。
トンデモ創世記2000―オタク文化の行方を語る (と学会白書シリーズ)
- 作者: 唐沢俊一,志水一夫
- 出版社/メーカー: イーハトーヴ
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- 作者: 新井素子,四位広猫
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/12/22
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 10回
- この商品を含むブログ (17件) を見る
ラーオ
彼女は当時高校生です。高校生デヴューです。かの星新一氏大プッシュです。
二十歳過ぎても親掛かりで(おそらく学生ですらなく)ぷらぷらしている男がよく言えたもんですよ。>作家では食えないから
並木さんを呼び捨てとか、とことん無礼な人間ですねぇ。
藤岡真
>ラーオさん
なんせ、この前年には、“出版界の大先輩”として高橋留美子に手紙を書いた馬鹿ですから。
うさぎ林檎
(爆笑)って何でしょうか?
>「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」
に共感して
1.”あーぁ、本当の事謂っちゃって(爆笑)”?
それとも
2.”あーぁ、馬鹿な失敗しちゃって(爆笑)”?
唐沢氏は1だから武勇伝だと思ってるのですよね。
もしもそっちが本当に(爆笑)なら、笑ってる人間もアフォです。
藤岡真
>うさぎ林檎さん
これ対談ですから、志水一夫も笑ったときは(二人爆笑)と書かれてるんです。だから、唐沢が自分の話に、一人で馬鹿笑いしていたんでしょう。
トンデモブラウ
高校生で作家デビューなら、素晴らしく気のきいた中学生なら同程度の作文が書ける可能性はありますね。(例えば、新井素子の中学時代とか。)
私は、中年になった自称ベテラン作家が、盗作したあげく程度の悪い中学生の作文並みの文章にしているのを見たことはあります。
ネットで断片的にですけど。
小学校低学年程度の社会経験値しかないのね、マジで。
ホント頭の中身が幼稚すぐる。
つんころ
唐沢の名刺の肩書きは、「サブカルチャー」です。ホントにそう刷ってあったそうで。
藤岡真
>トンデモブラウさん
>小学校低学年程度の社会経験値しかない
もしかすると「小学校低学年程度の社会経験しかない」のかも。
>つんころさん
サブカルチャーは有名ですが、「作家」という肩書きの名刺もあったんです。
topieso
唐沢の言う「あまりに面白い話で」ってどこがなんでしょう?
その頃新井素子さんは高校後半か大学入った頃だろうし、デビュー後だから奇想天外社とは当然仕事関係で面識があり、例えば打ち合わせの後で売り子の話を聞いて、手伝っただけでしょう。それを「まだもの書きでは食えない」ってどういう思考してるんだか。本当に唐沢は馬鹿だなあ。まあうがってみれば、本のネタがないので無理やりもっていった話なんだろう。こんなデタラメ話を読まされる読者はとてもかわいそう。
藤岡真
>topiesoさん
「奇想天外シネマテイク」にいって、入り口に平積みになっていた新井素子の小説を立ち読みして「けっ、こんな厨房の作文みてえな小説!」と毒づいて、「おっと、本人がいたらやばいな」くらいの体験をもとにこしらえた嘘。しかも、ツマラナイ。
蝸牛
>本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。
頭を下げに行くこともせず、その後新井素子さんと面識を作れるほどの人脈もなく、ってことですかね。
相変わらず全方位に無礼な人だ。
まあ、本当にあったことか、あるいは唐沢自身が経験したことなのか怪しいとも思いますが。
藤岡真
>蝸牛さん
嘘、本当以前に、単なる「恥」だと思うんですが。新井素子とは接点があるんだぜー! という自慢のつもりなんでしょうか。有名人とすれ違ったなんてことを自慢するのは、田舎者の骨頂なんですがね。
KAGE
「中学生の作文みたいな」かあ。随分偉そうに。それこそ中学生の頃に新井素子のファンだった俺には死ぬほど不愉快。
『グリーン・レクイエム』が初めて買った素子嬢の小説だったかな。
当事の10代にはあの文体が読みやすく、そして面白かったのですよ。あと吾妻ひでお先生との合作も好きだったし。
まともな批判ならともかく、他人の文章勝手にいじって自分の文章にしてる奴に言われたくないわ。
藤岡真
>KAGEさん
唐沢って、他人の才能には嫉妬せずに、その境遇に嫉妬するんですね。高校生が作家デビューしたのに対し、「なんだこんな中学生の作文みたいの」と貶して、うさを晴らした気分になってるんでしょう。本当に情けない人間です。
無力
新井素子さんといえば、彼女に色々と屈折した思いを抱く山本弘……。
(おかげで、ディープな山本信者は新井さんを蛇蝎のごとく憎み嫌っております。逆恨みもはなはだしいんですけどね。)
考えるに、ζもだちの皆さんは「共に手を取り合って、にっくき新井めを全力で蔑み嘲笑うべきなのだ」みたいな、ゆがんだ仲間意識でも持ってたんじゃないでしょうかね。
藤岡真
>無力さん
山本弘は、新井素子さえいなければ(星新一がプッシュしなければ)、自分はもっと早くデビュー出来たのにと思っていたのでは。ただ、それは唐沢の上から目線みたいに、根拠のないものではないと思いますが。
tkturbo
はじめまして。
長らくROMってましたが、腹に据えかねたのでコメントします。
> 「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」
↑あれだけ日本語として意味不明な文字の羅列を並べ立てる(盗)作家が、何を偉そうに言ってるんでしょうか?
中学時代、新井素子さんの「絶句!」を呼んで彼女の作品にはまっていった自分としては許しがたい暴言です。
無力
ああ、投稿した後になって思い出しました。
ζ学会の同人誌で、新井さんをトンデモ認定してボロクソに嘲っておりました。
ぬいぐるみを「ぬいさん」と呼んで話しかけるからいけないんだそうです。
ふられたのがよっぽど腹にすえかねたんですかねぇ。
藤岡真
>tkturboさん
ガセパクリ禿の能無しどん百姓馬鹿。悪口雑言罵詈讒謗にだって、才能は必要です。「中学生の作文」って、思い切り嫉妬してその程度かい。
>無力さん
>ふられたのがよっぽど腹にすえかねた
そのせいで、ロリコンになってしまった(噂です)。
儒学者
藤岡先生
唐沢氏は、抵抗なくスラスラ読める文章(かざりっけがないように見えるので「作文」みたいに思えるのでしょうが)を綴るのにどれだけの能力と努力が必要なのか全然理解できていないのでしょうね。
まあ、他人の書いた文章のコピペと文末修正(隠し味にガセネタ、ってちっとも隠れてないけど)で自分の原稿仕上げるなんてことばかりやってりゃ、それも当たり前かと思いますが。
藤岡真
>儒学者さん
無理に難しい言葉を使って、間違えるとか。ただただ、みっともない田舎者。東京から出て行ってもらいた。
ポぷリ
> 「あの中学生の作文みたいな文章」
ラノベ文体のオリジンとも言える「少年、或いは少女の一人称で書かれた文章」をこういう風に貶めるとはバ唐沢は業が深いなあ(失笑)。
藤岡真
>ポぷりさん
>こういう風に貶め
だから、ない知恵絞ってひねり出した「悪態」なんですって。
ポぷリ
とりあえず私なりに整理してみると。
1、唐沢は自分と年齢が近い人(新井さん、栗本さん、高橋さん等)が実績を積み重ねて成功しているのを見ると、
おかしなスイッチが入って「自分は彼等、彼女等と同じ土俵で勝負していて、しかも自分の方が優れている」
という狂った妄想に取り憑かれた「虹を掴む唐沢」(ジェイムス・サーバーさん、ゴメンなさい)状態に突入する。
2、青春時代の想い出を汚された人達の内、出版業界で働く人達がやがて出世して業界内で力を得ると心証最悪の唐沢は干される。
3、山本弘は新井さんがいなくてもデビューが早まることは絶対無いし、新井さんを私怨でトンデモ認定した時点で恥の上塗り。
藤岡真
>ポぷりさん
1、>狂った妄想 はいはい。
2、>唐沢は干される つか、それまで生存してるかどーか。
3、>恥の上塗り しかもロリコンと化す(噂です)
pgwatcher
>唐沢って、他人の才能には嫉妬せずに、その境遇に嫉妬するんですね。
ものすごく腑に落ちたような。
私の勝手な想像ですが、唐沢氏はかなり早い段階で己の才能の無さに気付いてると思うんです。弟になをき氏がいるんだし。
なので有名になる為に才能以外の部分で勝負してきたんでしょうね。見当違いの批判とか。長文のファンレターとか。P&Gとか。
SY1698
小生は、新井素子氏の作品を読んだことがないからなんとも言えませんが、新井素子氏を悪く言う人間というのは、根底に「僻み」というのが根強くあると思います。星新一氏絶賛、なおかつデビューしたのが早いから、そういう思いを抱いた人間は多いのでしょうね。
「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」って何年前の話だよ。テンテーには、百目鬼恭三郎並の貧しい品性を感じました。
にしむら
まあ、なんと申しますか
素ちゃんを・・・どの口が言うかっ!
藤岡真
>pgwatcherさん
もっと言っちゃうと、唐沢って結果だけ欲しい人なんですね。豊かな才能で優れた小説を書くより、とにかく小説があって著作者が自分である状況にもっていきたいと。だから、書かないで、かっぱらってこようが結果が良ければ無問題。
「新・UFO入門」とか「星を食った男」とか。
>SY1698さん
>百目鬼恭三郎は中島梓を貶してくれた、唐沢の味方。
けっ。
>にしむらさん
今回のエントリは、確実に「アンチ」を増やしたな。
O.L.H.
>唐沢って、他人の才能には嫉妬せずに、その境遇に嫉妬するんですね。
私もここで膝を打ちました。さすが何をして名を成すかではなく、ただ単に「業界人」を目指しただけの人間ですね。そして今は何の能力もないのに無名劇団に寄生して役者兼プロデューサー気取り。
藤岡真
>O.L.H.さん
「大丈夫、なんとか乗り切れる」と思っていたんでしょうね。ご愁傷様。
altnk
星新一の推す新井素子と、小松左京が推す山尾悠子が同時期にデビューしたのを思い出します。美文の山尾、しゃべり言葉の新井。
altnk
連投失礼します。
>新人作家時代、まだもの書きでは食えないからって、お手伝いしてたわけですね。あまりに面白い話で、本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。
... 絶句。この馬鹿はすぐ馬脚を露しますね。話題の女子高生SF作家が食い詰めて売り子のバイト?自分の事かい。
藤岡真
>altnkさん
つまり、この馬鹿は、あの有名作家新井素子が、まだ駆け出しで食えなかった頃、売り子をやっているのを目撃したのが「あまりに面白い話」だと言ってるわけですね。
死ねばよろしいかと。
うさぎ林檎
>唐沢が自分の話に、一人で馬鹿笑いしていたんでしょう。
あぁ、落語家気取りで上がる高座のパターンですか。
それにしても、皆様大激怒、地雷踏みまくり(笑)。
藤岡真
>うさぎ林檎さん
突っ込んではいけないような気もしますが、ここまで上から目線に徹するということは「統合失調症」なのかも知れません。道を歩いていて、注目されていると思い込むのも症状の一つなんで。
だとしたら、早く治療した方がいいんですよね。
粗忽亭主人
ああ……。これが何年のはなしなのかは知りませんが、新井素子さんは当時まだ高校生か、大学生(それも自宅通学)。「食える」とか「食えない」とか云々する歳じゃないでしょう。唐沢さんの国ではどうかは知りませんが、日本という国では、大半が大学を卒業するまでは親に扶養されており、別段それを奇妙に思わないのですがね。
> 「ああ、あの中学生の作文みたいな文章を書く女の子?」って答えたら、グワーっと脇へ連れて行かれて、「あそこで売っているのが新井素子だ!」って(爆笑)。
ばくしょう【爆笑‥せう】名・自サ変 大ぜいの人が一度にどっとわらうこと。(角川国語辞典より)
一人や二人で「爆笑」できてしまう人が他人の文章にケチつける資格などありません。
藤岡真
>粗忽亭主人さん
自分だって親がかりで収入は一銭もなかったくせにねえ。
>一人や二人で「爆笑」できてしまう人
かなり危ない人ではあります(分裂した人格も含めて)。
やまだ
新井素子さんは、奇想天外社からは本を2冊しか出していません。
1978年の「あたしの中の……」と1980年の「グリーン・レクイエム」だけです。
(新井素子研究会 http://motoken.na.coocan.jp/)
ということは、この事件のあった「奇想天外シネマテイク」は1978〜1980年頃のことなんでしょうか?
何かまた唐沢の作話のような気がします。
>本当にそこに新井さんがいたのかどうか、確かめてはいませんが。
というのは、「現実には新井さんはいなかった」ということなんじゃないでしょうか?
「売り子のお手伝い」どころか、「グリーン・レクイエム」の頃なら普通に「サイン会」になっているはずです。
しかしまあ、1999年当時の唐沢は、後に新井さんがSF作家クラブの会長になるとは思わなかったんでしょうね。
ポぷリ
>後に新井さんがSF作家クラブの会長になるとは思わなかったんでしょうね。
山本弘もバツが悪いだろうなあ。
いくら厚顔無恥とはいえ。
藤岡真
>やまださん
>「現実には新井さんはいなかった」
“業界の先輩のわたし”は、高橋留美子や新井素子の駆け出し時代をよく知っているんである。
って、ことなんでしょうね。
>ポぷりさん
こいつ、SFとなんの関係があるんだろう?
2010-07-19
唐沢なをきからもパクっていた唐沢俊一
忸怩たる想いであろうなをき氏を代弁して
一昨日、昨日と唐沢俊一のSONY-J9購入問題を検証してきた。ertitさん、ハヤタ隊員さん、KoichiYasuokaさんといった皆様のご協力により、新たに判明した事実もあるので、ここでキチンと総括しておこう。
唐沢俊一は阿佐ヶ谷に下宿していたときに、苦労してSONY-J9を購入したとして、以下のように語っている。『トンデモ創世記2000』「ソニー神話、J9」P.65
唐沢●あの頃、新宿に住友ビルか三井ビルの地下に輸入ビデオ屋さんがあったんです。でも、見るだけ。デッキを持ってないから。で、『スターウォーズ』のありとあらゆるものを買い集めることに狂った時期があったんですよ。そんときに弟と話したのは、 「ビデオを手にいれたらグッズ集めるのは止めような」って。
志水●まさか、あんなに何種類も同じ映画のビデオが出ようとは(笑)。
唐沢●それでなんとかビデオを手に入れたんだけど、それを見るにはビデオデッキを買わなきゃならないわけですよね。さんざん苦労して買いましたですよ。ソニーJ9! ベータですね。
志水●僕はNECのJ9! 同じ工場で作ってたやつ(笑)
唐沢●NECのテープはソニーと同じというんで買いまくりました。……今見返すと画像がもう滅茶苦茶になってて(笑)
昔、阿佐ヶ谷に住んでいたんですよ。新宿のヨドバシとかサクラヤで買えばいいのにね、秋葉原の方が安いっていうんで、秋葉原まで行って、担いで帰ってきたんですよ。 翌日、無茶苦茶筋肉痛になりましたけどね。J9があれば十年くらい新機種が出ても大丈夫だからって言われて、騙されましたよ(笑)。
唐沢が阿佐ヶ谷に住んでいたのは、1978年4月〜1981年2-4月。このときの生活がどのようなものだったかは、これまでの検証によれば以下の通り。
1、仕送りを古本代、映画代に使い果たし、低血糖症で倒れる。(『トンデモ創世記2000』)
2、パチンコ、パチスロの鬼だった。(『パチスロ必勝ガイド』)
3、阿佐ヶ谷のホルモン焼き屋で人生の師と出会い、毎日のように世間の裏を学ぶ。(『社会派くんがゆく!“乱世編”』)
4、常に死を近くに感じ、その不安から逃れるために、ホリゾンやハルシオンを手放せなかった。(2000年12月14日の裏モノ日記)
5、古書の重みで床にヒビが入り、大家に出て行ってくれと言われる。(『社会派くんがゆく! Web』)
そして、今回新たに自己申告したのが、
6、『スターウォーズ』のありとあらゆるものを買い集める。NECのテープを買いまくる。
凄まじい武勇伝の数々だが、そもそも、この頃唐沢俊一は金があったのかなかったのか。アルバイトをしている様子は皆無なので(性格的にも能力的にも務まるとは思えない)、収入の総ては親からの仕送りということになる。当然、家賃とか光熱費とかは別途にかかっているわけだから、誠に優雅な学生生活と言えよう(パチンコで生活費を稼ぐには、開店から閉店まで打ち続けるような生活になるので、他の事をやりながらというのは無理)。重複するが、おれが最初に買った『スター・ウォーズ』のβ版ビデオは45,000円だった。こんなもの独身サラリーマンだったから買えたわけで、この類のものを買い集めるには、どのくらいの財力が必要かは想像に難くない。
唐沢はこんな状況下で、定価298,000円のSONY-J9を秋葉原まで行って買い、担いで帰ってきたと豪語している。
一方、唐沢なをきは、『からまんblog』
ともかく、30万貯めたなをさんはダンボールの貯金箱を持って新宿のさくらやに行って、ベータビデオのJ9を購入。配送してもらえばいいのに、わざわざ東中野の下宿まで電車で持ち帰ったんだそうです(笑)。
「だって、その夜、日曜洋画劇場で日本で初めて『サイレントランニング』を放送するっていうからさ! 配送とか待ってられなかったんだよ。J9は20kg くらいあって重かったけど、どうしても録画したかったんだよ!」
同blogには、J9の写真とそのころ収録したNECのβビデオの写真も載っていて、ラベルに『サイレント・ランニング』記入されている。つまり、なをき氏がJ9を購入し、それを家に持ち帰り、『サイレント・ランニング』を録画したのは紛れもない事実なのだ。
なをき氏は、
「家庭用ビデオデッキ、買う!絶対買う!!」と心に決めて、高校2年の頃から貯金してやっと買えたのが…上京して1年目だったか2年目だったか。ベータマックスJ9。
と書いている。氏が多摩美大の専門学校に入学して上京するのは、1980年4月、1年目か2年目というと、1980年か1981年ということになる。ここで注目したいのは、「東中野の下宿」である。唐沢兄弟は阿佐ヶ谷の下宿で共同生活をしていたが、1981年2月〜4月に唐沢俊一は、阿佐ヶ谷の下宿から新宿区へ引っ越し、共同生活は終了した。つまり、なをき氏がJ9を購入したのは、1981 年2月以降と考えていいだろう。
ところが、日曜洋画劇場で『サイレント・ランニング』が日本で初めて放送されたのは、1979年5月13日(日)で、このときは、J9は発売すらされていない。どういうことかと、一瞬混乱しかけたが、KoichiYasuokaさんが、縮刷版を調べて、
『サイレント・ランニング』ですけど、1979年5月13日(日)21:00テレビ朝日系列の日曜洋画劇場で放送されたあと、1981年4月11日(土)24:00テレビ朝日の深夜映画枠で再放送されたみたいです。再放送があるのを知って、土曜の昼にビデオデッキを買いに出かけたんでしょうかね。
とコメントして下さった。これなら、上記の年代とピッタリ一致する。
具体的な記述、本体とテープの写真、唐沢なをきが、この日、期待に胸をワクワクさせながら、重いJ9を担いで東中野まで持ち帰ったというのは、紛れもない事実だろう。そして、唐沢俊一が、その弟の青春時代の貴重な体験をパクり、矛盾塗れの文章を綴っているのもまた事実である。
兄弟がやっていることだから、本人同士の問題かも知れない。しかし、兄は同じことを、平気で他人に対してもやっているのだ。
お察しします、なをきさん。
※付記
『20世紀少年白書』P.140にこんな記述がある(東北薬科大学時代の思い出)。
唐沢 途中からは登校拒否っていうか、何もやる気なくなっちゃって、家に閉じこもって本ばかり読んでました。たまに外に出ても、食事するかパチンコ屋に行くか。安いビデオデッキを買って、一日中ビデオ見たり。ほとんど引きこもりですよね。それを1年間、続けてました。
散々苦労して買った、J9はどうしたんでしょうね。
トンデモ創世記2000―オタク文化の行方を語る (と学会白書シリーズ)
- 作者: 唐沢俊一,志水一夫
- 出版社/メーカー: イーハトーヴ
- 発売日: 1999/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (21件) を見る
- 作者: 唐沢俊一,村崎百郎
- 出版社/メーカー: アスペクト
- 発売日: 2006/12/22
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
スター・ウォーズ 新たなる希望(エピソードIV) (リミテッド・エディション2枚組) [DVD]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- 発売日: 2009/11/18
- メディア: DVD
- 購入: 1人 クリック: 11回
- この商品を含むブログ (9件) を見る
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2006/11/30
- メディア: DVD
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
KAGE
多分、初めて『サイレント・ランニング』を放送→録画したいけど機器も金もない→コツコツ金を貯めて資金が貯まった→また放送する!じゃあ資金も出来たし今日買うしかない!意地でも持って帰って録画する!
てな感じでしょうか(私の勝手な想像ですw)
多分初めて放送の印象が強かったんでしょうね。
ところで兄の文章では「そんときに弟と話したのは」ってところがありますが、なをさんの文章にはお兄さん出てきませんねえ・・・(これに限りませんけど)まあビデオ買う前の話になってるので、深く突っ込みませんが。
藤岡真
>KAGEさん
>『スターウォーズ』のありとあらゆるものを買い集めることに狂った
兄弟でそんなことをしながら、三十万円ずつ貯金が出来るものか、考えて嘘をつきやがれと言いたい。それに、そんな環境にビデオが来たら、兄弟でどう使ったかって話になるのにならない。嘘も下手という。
SY1698
しかし、東北薬科大学に入学して「何もやる気なくなった」というのは、東京から仙台に移ったことに加え、化学関係が全くダメだったんでしょう。薬剤師の資格を取ると、危険物甲種(乙種ではない。甲種はフルセット)、毒劇物取扱責任者などの資格もついてくるのですが、舌を噛みそうな化学式を読むだけで挫折したのでしょうか。
勿体無い。いや、親御さんの投資した金がとはいいませんが。
トンデモブラウ
よく小学校とかでは、家でお兄ちゃんとか親戚の大人に聞いた話を得意になって開陳する子供はいましたけどね。
流石に弟のエピソードをパクった奴はいなかったんじゃないかなぁ。
『おかあさんと一緒』(その他幼児番組とか)の話じゃ、当然話題の中心にはなれないし。(笑)
唐沢がリアリティのある話ができないのはこの(パクリ癖)せいか。
身内はもう普通の感覚なんでしょうね、きっと。
犯罪者は家族が創る、とか言いだすヤツがでてきそう。
藤岡真
>SY1698さん
あんな理系音痴が、薬大の入試に受かるとはとても思えないのですが。青学を中退して、ずっと医薬専門の予備校にいっていたとか。
藤岡真
>トンデモブラウさん
パクるなら、『サイレント・ランニング』ごとパクればいいのに。時系列的に合わないなら(そんなこと斟酌するとは思えないが)、別の映画でもいいのであって。最も得意なパクリまで下手糞なんじゃなあ。
にしむら
唐沢(兄)>もう、自分の経験も、(兄弟とはいえ)他人の経験も区別がつかない位脳が悪くなっているとか・・・だから、平気でパクるガセを書く、話す。謝らないのかなと
ポぷリ
もう唐沢の所行を見てると人間というより、光の無い洞窟の中で目が退化した盲目魚を見ているような気分になります。
親の金で薬科大まで行かせて貰っておいて「途中からは登校拒否っていうか、何もやる気なくなっちゃって、家に閉じこもって本ばかり読んでました。」
と反省の色も無く武勇伝気取りにはふざけるな!と思いましたよ。
藤岡真
>にしむらさん
自分の体験と他者の体験は別物だという、根本的なことすら理解できていないのでは。面白い話があったら、それは全部自分の体験として語る。そういうもんなんだと。それで、これだけツマラナイのですから大したもんだ。
>ポぷりさん
唐沢は本気で自分を天才だと思っていたと思います。何も出来ず何も知らない自分が、口先三寸で世渡り出来、自分より遥かに高学歴な面々が「凄いですね」「もの知りですね」と感激する。ホント、『新・UFO入門』なんて本を上梓さえしなければ……。
ひのこーじ
当時、本当のマニアだったら、しかも2人とも同じデッキもってんなら(笑)、
輸入ビデオは渋谷のビデオランド(後のICBM)で借りてダビングだろ。
買うと2万円ぐらいのビデオが、1週間で2000円くらいだったかな。
藤岡真
>ひのこーじさん
コメントありがとうございます。
ビデオレンタルが2,000円の頃、βのテープが安売りでも一本3,000円くらいでしたから、3倍速でダビングでしょうね。輸入ビデオは「妨害信号」が入っていてダビング出来ないなんて都市伝説もありました。
O.L.H.
>安いビデオデッキを買って、一日中ビデオ見たり
ま、VHSの安いデッキを買ったと、生暖かい目で見て優しく介護の心で接してあげましょう。
藤岡真
>O.L.H. さん
>安いビデオデッキを買って
たって、十万以上した時代です。真面目に勉強もしない。なに勘違いして無頼を気取ってんだか。スネカジリの分際で。親が悪いよね、誰かに、腰が抜けるほどぶん殴られていたら変わったかも知れないけど。
今からでもいいなら、いくらでもぶん殴るよ、おっかさん。
O.L.H.
裏モノ日記にこんな記述が。改行は引用者による。
http://www.tobunken.com/diary/diary20070719145200.html
>2002年に『エピソード2』のDVD発売の“パロディとして”DVDが発売されたそうだが
>78年だったか9年に、海外通販で苦労してビデオ(もちろんベータの)を手に入れたことがある。ひどい画像のもので再見に耐えなかった。
J9を購入する以前、1978年か1979年に「スター・ウォーズ」のパロディ映画のビデオ・ソフトを海外通販で苦労して手に入れた、と。デッキを持っていなくて見るあてもなく海外から通販でビデオソフトを買ってしまう、さすがおたくだいいちせだいはやることがごうきだなあ(鼻ほじりながら棒読み)。
O.L.H.
連投失礼します。
http://www.tobunken.com/diary/diary20080119130119.html
>29年前の1979年、バイトをやり、生活費を切り詰めて
>やっと買ったベータマックスSL−J7(今の私にはその二つの
>行為だけで25万8千円を稼ぎ出す根性はない。あのころの
>オタク熱意の凄まじさよ)を秋葉原から阿佐谷の下宿までかついで帰り
>翌日全身筋肉痛にさいなまれたことを思い出す。
J9じゃなかったのか?、1979年なのか?、お話はちゃんと練ってから書こうよ、俊一くん。
岸田裁月
これが唐沢さんの云う「韜晦趣味」ってことなのでしょうか? ならばもう少し筋を通して欲しいものです。
ひのこーじさんが仰る通り、当時はビデオソフトがとても高価だったので、みな借りてはダビングしていました。私の家には家業ゆえにビデオデッキが2台あったので、学内での違法なダビングを一手に引き受けていました。おかげで随分と裏ビデオを…いや、ゴホンゴホン。え〜と、とにかくご兄弟でビデオデッキを持っていたのにダビングしなかったってのはちとおかしい。お兄さんは本当にビデオデッキを持っていたのかしら。
altnk
なをさんの"まんが極道"にタネが増えるならこれも良し。"36話 家族"最高。
藤岡真
>O.L.H.さん
トンデモない一行知識さんが、既に指摘されていますが。J7は278,000円なのです。で、258,000円と誤記したサイトがあり、どうやら唐沢はそこからパクったのでは、と類推されます。いわゆるガセをパクったP&G。
http://tondemonai2.blog114.fc2.com/blog-date-20090902-1.html
>岸田裁月さん
上でも指摘しましたが、唐沢はJ9という機種の意味を、この時点では理解できていなかった。だから、先に出たJ7を持っていたという嘘をついたのでしょう。後に弟が持っていたJ9が画期的な製品だったと知り、J9を買ったという嘘に切り替えた。嘘のデッキではダビングも出来ません。
当時、ダビングを繰り返して劣化したソフトを「裏ビデオのようだ」なんて言いましたね。
>altnkさん
なをさんが“本当のこと”を描いただけで、告発シリーズになってしまうのでは、と思います。
O.L.H.
>裏ビデオ
裏ビデオというと「前田×アンドレ戦」を思い出します。ついにDVD可されるとか。
藤岡真
>O.L.H.さん
ああ、その裏ビデオ見たことあります。表化されない理由もよく分かりました。
KAGE
私が存在を知って観たかった裏ビデオは『ウルトラセブン』12話でした。DVD時代になってからやっと観ました。結構色々なジャンルにありますね裏ビデオw
藤岡真
>KAGEさん
>『ウルトラセブン』12話
ストーリーより、キリヤマ隊長がくわえ煙草で任務についているのに驚きました。
トンデモブラウ
『傷だらけの天使』で、中山マリがストリッパー役だった話とか。
藤岡真
>トンデモブラウさん
中山麻理って、中山エミリの叔母さんなんですよね。
Sawahara
大体唐沢の言い草だと、秋葉原から阿佐ヶ谷まで徒歩で帰ったように聞こえるんですな(恐らく意図してだと思うが)。
馬鹿言っちゃいけねえ、秋葉原−阿佐ヶ谷間っていったら、JRの営業キロだって15.6だぜ。
そんな距離を20kgの荷物担いで歩いて、ケチれる運賃、今だって片道290円。三十万円の買い物しようってやつが。
で、駅から下宿までになると、20kgはそれほどの重さでなくなるわけで(しかもなをきは「担いだ」とは言っていない。言えばビニール紐を巻いて持ち手をつけるくらいはしてくれるだろう)。
それで翌日無茶苦茶筋肉痛になるって、どれほどひ弱か、どれほどてめえの下宿は駅から離れてるんだよって。
藤岡真
>Sawaharaさん
なをき氏が「新宿 → 東中野」を担いできたので、それより凄い話をでっち上げたかったんでしょうね。そんなにまでして持ち帰ったデッキでなにをまず収録したか、これはオタクだろうが凡人だろうが誰だろうが、まず書くテーマだと思うのですが、嘘をつきっぱなしで、そこまで頭が働かないという馬鹿の典型。
ポぷリ
>3、阿佐ヶ谷のホルモン焼き屋で人生の師と出会い、毎日のように世間の裏を学ぶ。
その人生の師、実は未来の落ちぶれ果てた唐沢俊一その人であった。
時空を歪める癖の付いた未来の唐沢は飲んだくれて彷徨う内に遂に過去の阿佐ヶ谷に現れたのである。
そこで若き日の自分と出会う事と相成ったが何を血迷ったか過去の自分に「こうならぬよう気を付けろ」忠告するどころか、調子に乗って下らぬ駄法螺を吹き込む唐沢。
自分の運命を修正する最後のチャンスをドブに捨てる愚かさ加減であった。嗚呼!!。
altnk
>藤岡さん
>なにをまず収録したか
普通憶えていますよね、自分でビデオデッキを買った世代(wなら。私も憶えています。
藤岡真
>ポぷりさん
まさに、この謎の師は唐沢そのものですね。嘘つきの上に嘘が下手。競馬の裏を総て知る馬券師が仕掛けた八百長は「下剤」(大笑)。
>altnkさん
おれは、キックボクシングでした。それをスロー再生したり、逆回で見たり。いっぺんで飽きましたが。
クシマ
藤岡様
枝葉末節の矛盾の話になりますが、「ハルシオン0.25mg錠」については、薬価基準収載年月日が 1983年 2月 3日で
発売年月日が1983年 4月 11日と、製薬メーカーのインタビューフォームに出ておりますので、「1981年2-4月」の時点では処方されないかと思います。おそらく別の睡眠薬の記憶違いでしょう。また、
ホリゾンは時代的に適合しております。
余談になりますが、
昭和56年頃はまだ今のように心療内科も都市にたくさん開業しておらず、一般のかたが、ましてや学生さんが親元を離れてメンタル・クリニックを訪問するという心理的ハードルは高かったの思うのです。
厚生労働省のサイトの患者調査報告データによりますと、昭和59年には、うつ病の外来患者は全国で6千人。平成17年は5万2千2百人です。
藤岡真
>クシマさん
リンク先の「裏モノ日記」をご覧いただければお分かりになると思いますが、唐沢は元・官能倶楽部メンバーの塚原尚人氏の訃報に触れ、突然、向精神薬中毒だった故人と自分はかつて同じ境遇だったとして、「ホリゾンやハルシオンを手放せなかった」二十代前半をカミングアウトしているのです。むろん、ただのええかっこしいで、死者を冒涜しています。
わたしも、以前この件に関しては、検証して
>1982年11月 ハルシオン認可(24歳)
>1983年 ハルシオン発売 → ハルシオン中毒(25歳)
と書いております。まあ、唐沢の大嘘ということで。
http://d.hatena.ne.jp/sfx76077/20100217/1266038816
クシマ
藤岡様
お返事ありがとうございました。
すでにご検証されておられたのですね。失礼いたしました。
私は官能倶楽部にいたものでございます。
コミケの評論分野ではじめて「B級文化」という概念を出した同人誌「日曜研究家」を出しましたが、そのうち、彼は単行本「B級学」を出したりしました。いまではコミケのカタログにも「B級文化専門(本当は「問」という誤字)」と謳っているようなので、これは他人の創出した概念の一種のパクリだと思いまして、これまで鬱積していたものを出していきたいと思っております。
藤岡真
>クシマさん
ありがとうございます。『子供の大科学―「あの頃」遊んだふしぎ玩具、教材』は愛読書です。『カルトな本棚』でお名前を拝見していましたので、現在、唐沢俊一とはどんな関係なのか、ちょっと気になってもいました。どうか、「鬱積していたもの」を出して下さい。
かつて仕事で某宗教団体が発行していた新聞の製版に関わった事があるのですが、まさにこんな感じの体験談ばかりで、最初は面白く読んでいたけれど途中からウンザリした経験があります。
文章を書いている自分は全ての真理を理解していて、周囲にいる信仰心の無い人物が驚愕する様子を「ま僕の霊力が少し伝わってしまったのかな」とかどんな事が起こっても「それは当然ですよ」みたいに、上のステージから見下ろすような口調で淡々と語る。それを思い出してしまいました。
「ホアカバリキルマ」でも唱えていればいいと思います。
>上のステージから見下ろすような口調で淡々と語る
普段、何でもかんでも「(笑)」を付けて冗談めかして書いているくせに、これは“本気”っぽいですね。霊能力の話になっても「ぼくにはそっちの方の力なんか全然なくて」とは書かずに、自慢の種にしようという、浅ましさが伝わってきます。
これでは竜神様は流行りません。
日蓮宗の龍が神様の新興宗教…どこに躓けばはまるのか?
やはり、アレか、漢方薬の恐竜の化石が元ネタ?
練れてねぇ。
このネタ結構危ないんですよ。唐沢母はこの宗教に入れ込むんですが、教祖に愛人がいたのに怒り脱会。そのときの被害者同士の小母さんの息子が、勉強は出来るけどお金がなくて大学にいけないと聞いて、養子に迎えて跡取りにした(全部唐沢談)。養子は従兄弟という設定はどこかに置き忘れ。
特に日本のような一神教が根付いていない国で、こういう事を書き散らすこと自体が害悪。
余談ですが、相棒の村崎百郎氏が、本日痛ましい形でお亡くなりになったのですが、唐沢俊一にとっても他人事ではないはずなのですが。少なくとも、つかこうへいへの「追討」をやらかさない限りにおいて、下手なことを書けば撃たれる程度の自覚はもってほしいものです。もしやらかしたあかつきには、突撃かける覚悟はあります(ヅカファンを舐めるなよw)。
読み返してみたら、何かそっちのほうに誤解をされそうな書き込みになっておりました。
駄文、失礼しました。
今回は事情が事情ですから...。
上から目線で見当違いなことを偉そうに書く。文句あるか。で通しているわけですが、それで「傷つく」人がどれだけいるかを考えたことなんてないんでしょうね。
>唐沢デス
「逆恨み」だけではありません。「軽蔑」「憎しみ」「呆れ」「面白半分」「先輩としての再教育の責任」いろんなものが混ざっています。HNから推して、単純な性格とお見受けしますが、あなたが「ヤバい」と感じるより、ずっとヤバい想いが渦巻いています。
ことを御認め下さった。語るに落ちるとはこのことですな。
以前検証班さんに相手にされなかったからといって村崎氏が殺された事にさっそく便乗とは呆れた。
唐沢儲が正攻法による唐沢擁護を放棄したことは来訪者によって儲の側から証明されてしまったことは前進だけど。
自分サイドの窮状を相手に知らせてどうする(笑)。
「このブログも逆恨みだけで構成されてる」に応えたのですから、「語るに落ちる」ではありません。逆恨みも数滴混じっているでしょうからね。友人のご子息の臓器移植が話題になったとき「ドナドナ」の替え歌を歌うような輩なんですから。
>ポぷリさん
村崎百郎追悼記事も検証しました。