【Q&A】ふん尿にウイルスは残ってないの?

(2010年7月19日付)

 県畜産課によると「基本的にウイルスは生体にしか残らないと考えていますが、ふん尿にもわずかながら残る可能性はあります」。4月の口蹄疫発生当初は家畜と一緒に埋めていましたが、感染拡大を受け殺処分を優先。6月下旬にふん尿処理を再開した際は、一定期間置くことでウイルスを死滅させる方法を選びました。消石灰をまき、ブルーシートをかぶせて42日間放置。その後約1カ月間高温で発酵させ堆肥(たいひ)にします。「2段階消毒なので安全性は高い。安全を確認した堆肥だけを使う」ということです。(随時掲載)