NHK福岡のニュース　福岡放送局

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旅館経営者殺害で精神鑑定へ

大牟田市の旅館で、経営者の７９歳の女性が殺害された事件で、殺人の疑いで逮捕された２６歳の医師の男について、福岡地方検察庁は、刑事責任を問えるかどうか判断するため、専門家による精神鑑定を行うことになりました。
この事件は、ことし５月、大牟田市のビジネス旅館「南風荘」の客室で、経営者の江崎京子さん（７９）が、首を絞められて殺害されたもので、旅館の宿泊客だった仙台市にある国立病院機構仙台医療センターの医師、乾稚宏容疑者（２６）が、今月１０日、殺人の疑いで逮捕されました。
警察によりますと、乾容疑者は取り調べの際の質問にほとんど反応せず、時折、不可解な言動がみられるということです。
このため福岡地方検察庁は、刑事責任を問えるかどうか判断する必要があるとして、こう留を中断して専門家による精神鑑定を行う鑑定留置の手続きをとりました。
鑑定留置の期間は２か月間で、検察庁は、鑑定の結果をふまえて責任能力を見極めることにしています。

07月23日　18時30分

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