このコーナーに掲載されているブッフェは、店舗リストコーナー掲載分とは別の観点からして当サイト非推奨のお店です。よって所在地や番号などは掲載しません。名古屋のスイーツ食べ放題文化の質の高水準とお値打ち激安レベルを守るべく、例えどんなに行列ができていようと、タウン誌でベタ誉めされていようと、これらの店には入らないことが賢明です。
| 地域 | 中村区名古屋駅周辺 |
|---|---|
| 企画名 | デザート食べ放題アソーテッドデザートプレート |
| 実施タイム | 2010年7月1日〜8月31日/平日午後2時〜5時 |
| ぼったくり料金 | 1,600円 |
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■名古屋マリオットアソシアホテルは一泊平均2万を下らぬ名古屋駅構内直通の高層ホテルで、中部地区の玄関口としてその顔を誇る名古屋のシティホテル。 ならばそのホテルレストランのデザートブッフェなんぞ確かな味とホスピタリティが保証されていそうなものだが、その実態は、業務用の底辺的出来合い品を捨て値で仕入れ、解凍して切り分け、それを見かけだけ糊塗して一流品の値をつけて消費者の口にねじ込む、がめつく下卑極まりない“虚飾商法”だった。 くだんのデザート食べ放題企画は、同ホテル開業10周年の一環“特別ランチ&デザートプラン”内の『デザート食べ放題 アソーテッドデザートプレート』。 ホテル52Fのレストラン《ジーニス》で7月〜8月にかけて平日2時から5時に実施。1,600円でお代わり自由のドリンクつきで、食べ放題デザートがワゴンサービスで供される。 「平日のティータイムはジーニスで優雅なひとときを。プラッターに並んだポーションデザートやクッキー、ソフトクリームなど全10種類のデザートが食べ放題。」 などというこの企画のパブリシティを見た人は、普通15Fの同ホテルパティスリーを彩るオリジナルケーキが召せると思うだろう。なんてったってクープ・ド・モンド優勝だのルクサルド・グラン・プレミオ優勝だのしている製菓料理長のホテルなのだから。 しかしデザートワゴンにはそのような仙姿玉質スイーツは見る影もなくひと欠片も出されていなかった。受賞暦燦然の名品どころか、そこに死屍累々と居並んでいたのは、ひと竿仕入れ値千円程度のフリーカットシートを22分の1に切り分けた単価50円以下の安物業務用解凍品と、イオンで88円で売られるのと同じ中身の缶詰シロップフルーツをひと掬いしてグラスに開けただけのもの。このフルーツカクテル、申し訳程度にミントの葉が乗っているが、1杯20円ぐらいか?………不味い!!! わざわざ高層ホテルの展望レストランに赴いて1,600円も払って、家でいつも食べてるレベルのこんなもの出されて嬉しいと思うか! いや、こちとら業務用の即席品利用自体、本来は全く構わない。例えばクレームブリュレの元はインスタント的な仕入れモンでも、バニラビーンズやリキュールでアレンジしたりカラメルバーナーくぐらせたりとか、家庭でできない一工夫あれば全然いいわけよ。 缶詰フルーツは補助的に使っても、シナモンとカットフルーツとワインを加えてマチェドニアに仕上げれば、いっこうに構わないのよ。 でも、そういうこと、何〜〜にもしてないだろこいつら。解凍してそれらしい小皿に盛り付けてワゴン上でうわべを取り繕うだけ。缶詰ぶち開けてグラスにあけるだけ……。家庭どころか、幼児のままごとでも出来る仕事。 これで「食べ放題アソーテッドデザートプレート1,600円でございます」だと。喧嘩売ってんのかね。これが一流ホテルの仕事だってさ。 ところで名代パティシエの所属を金看板にしているホテルなら、何かあった場合はその料理長の名にミソが付くことは覚悟でパブリシティを打つべきである。 そのホテルで劣悪な食品を出された場合、その痴態もその人物の裁量内と見なされることにも厭う訳にはいかないはずだ。 例えば『松島義典のホテルで残飯以下の酷いケーキを食わされた』とパティシエ名指しでの悪評が立っても、それは逃れられぬ責務の内というものだろう。自覚してもらいたい。 尚、アイスコーヒーのお味はそこそこで、ソフトクリームとアイスクリームのミルキィで濃密なお味は標準以上だった。きっとこれがいつもレストランで出してるレギュラー品なのだろう。高層ラウンジの1,600円でそれが楽しめるなら斟酌の余地はあるのかも知れない。 が、重心的に底辺の業務用出来合い品に丸投げする仕事を高名ホテルで受けたあまりの汚辱に、僅かな好印象も全て吹っ飛んだ。 2010/7/20 |
| 地域 | 中村区名古屋駅周辺 |
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| 企画名 | アフタヌーンブッフェ |
| 実施タイム | 不定期/'06年12月29日(金)〜'07年2月28日(水)毎日午後3時〜9時半 |
| ぼったくり料金 | コーヒー紅茶つき2,100円/コーヒー紅茶なし1,800円 |
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■名古屋駅からは鬼門の方角である東北に位置するこのホテルレストラン。期間限定“アフタヌーンブッフェ”に行ってきたのだが、ホテルの品格を白々しいパフォーマンスで全面に出しておきながら、実は二束三文の出来合い品を死屍累々と居並べて虚飾する、いちばんタチの悪いインチキホテルブッフェの極北と言えるもの。あまりに悪質につき、今思い出すだけで身震いするほど恐ろしい。 入店前にレストラン内を覗き込んでみたところ、モーニングなどで使用されている通常のブッフェボード上には何にも並んでいない。とりあえず入店して“アフタヌーンブッフェ”をオーダーすると、しおしおと運ばれてきたワゴンに乗る品々を見て戦慄。全て貧相低質な出来合い品の寄せ集めばかりだったのだ。 ギョッとする私を知らずか、ウェイトレスは、二流の喫茶店ケーキセット用に卸されてるような業務用冷凍ケーキ(味は最悪ではないけど)を、ご丁寧に1品1品指さしながら、 『こちらしっとりひんやりチョコレートのケーキでございます。こちらは濃厚レアチーズケーキでございます。』 と、獅子吼の名解説をぶち始めたではございませぬか。そいつはスゴいや。 で、今度はあの苦まづいポーション容器ジャムがうずたかく積まれている傍らに、スーパーで買ってきたようなスコーンとマドレーヌが盛られている皿を指して、 『こちら××味のスコーンでございます。こちらアーモンドのマドレーヌでございます。お好きなジャムでお召し上がり下さい』 …ってあーた。何が哀しゅーてホテルまで来てポーションジャムをいちいちペリペリ開けてペタペタ塗りたくって喉の詰まるような既製品スコーンを喰らわされにゃならんのだ。生クリームやフルーツソースのトッピング用意も面倒くさがるこの怠慢さ。 さらに、キューブ型ケーキのアレ(あみやき亭ケーキバーよりまづい)を指して『こちらシートケーキでございます』とも言ってたけど、“シートケーキ”ってフリーカットの業務用冷凍ケーキの一番低質のヤツでしょーに。その名をストレートに言うかねあんたは(笑)。 そしてこのチャンネー従業員の極めつけの名解説は、『こちらさわやかフルーツカクテルでございます』とのたまいながら指した物体とは、グラスにぶち開けただけの100円ショップ系缶詰フルーツポンチ! Oh!グレート!千円以下の繁盛店ランチバイキングだって今どきこんな無神経しでかさんぞ。これは衝撃!! もはや事件だよコレは!!(笑) このホテル、セコイとか手抜きとかそれどころではない。やってることが卑劣で汚いよ。よそで買ってきた既製三流品の出来合い並べて缶詰開けて、ワゴンサーヴとウェイトレスの見得切りのセコイ小手先で虚飾して“こちら2,100円となっておりますアフタヌーンブッフェでございます”たぁ、どういう見下げ果てた卑劣漢なのやら。 一応、私のテーブルから微妙に離れた位置までコンロ引いてきて、洋ナシ&ベリー類を赤ワインで火をくぐらせて苺アイスを添えた[フルーツフランベ]はまともな品だったのだが、お一人様一品限定で非バイキング品。他の出来合い品の丸投げ・丸出し行為に対する禊にも免罪にもならない。[フィンガーサンドイッチ]も、パンが藁半紙みたいにカサカサに乾いているという、酷いモノであった。 '04年にやってた同ホテルのケーキバイキング(2,400円)の際はどうだったかと言うと、味はなかなかいいが、まるでどこかのケーキショップから買ってきたのをそのまま仕出しているような印象だった。ホテルにスイーツを手がけるパティシエがいないのだ。 しかし今回の限定企画に関しては、ホテルブランドの威光をかざす影で粗悪品を累々と並べるという、そのあくどい姿勢に、支配人の神経と人間性をすべからく疑うような、鼻持ちならないイカサマホテルブッフェだった。極めて悪辣! 2007/1/28 |
| 地域 | |
|---|---|
| 企画名 | デザート食べ放題 |
| 実施タイム | 毎日午前10時〜午後10時 |
| ぼったくり料金 |
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■多少お味がお粗末であろうと、ショーアップされたブッフェボードの胸躍る華やかさとか、フルタイムにブッフェがオープンしている利便性とか、いつもならそういった点を評価するのだが、ココはいくらなんでも悪質ということで、今回《スィーツワールド》をブラックリスト扱いできっぱり断罪させて頂きたい。料金が不相応に高ければ尚更。 バイキングめぐりなさってる方なら一見してガッカリしたかと思う。ブッフェボードに居並ぶのは、粗悪な濫造品であるキューブ型にカットされたシートケーキが半数以上。よく800円程度の平日ランチバイキングに申し訳程度にそえられていたり、焼肉チェーンで580円で盛れるデザートバーに置かれている、アレである。 例えフリーカットの業務用ワンシートの解凍モンでも、ランチについてればそれはそれで嬉しいし、奮発すれば十分味の悪くない美味しいものだってちゃんとある。 しかしこの店舗のブッフェに累々と横たわるものは、鮮度も光沢も死んだようなしなびた細切れ果物がへばりつき、味も色合いも多量の合成着色料と添加物で不自然にケバくなった、業務用できあい品の中でも最も低質の部類。ウチの10点満点審査基準で言うと3点、いや2点ぐらいか……。 本当に何も手を加えず、ただできあい品を開けて置いただけ、という感じ。ゼリーも市販の粉末モノを流し込んだだけで、生クリ・フルーツの一手間、なんて何もこしらえてないし。 例えできあい品同志の組み合わせでも、生クリームやらカットフルーツやらジェラートやら、はたまた火にかけられて熱々のチェリーソース等々が、保温されたワッフルやアップルパイでトッピング組み合わせ自由!みたいなセッティングがあれば相当楽しいのに、そういった工夫もアイデアも何〜にもやってないし。和菓子もでてるが、ジャスコ火曜特売98円パックで売ってるのと同程度の味。食わすなよこんなもん……。 空恐ろしいのは、こうまでもローアヴェレージな粗製濫造品ばかりのあたまかずを揃えておきながら、“スィーツ専門”を名乗っているという会社側の浅ましさ。低料金ランチで朝焼き自家製ケーキをまかなってくれるカフェとか、自社工場の自信作ドルチェを急速冷凍管理して低料金で提供してくれてるイタリアンレストランとか、個人営業なのに曜日限定で頑張ってバイキングをやってくれてるケーキショップ等々の他店からすれば、こんな“豪華なフリをした”粗悪な外食産業チェーンは、本当に腹立たしい限りだろう。 さらにおぞましいことに、一宮ダイヤモンドキリオ店では'06年4月以降【1,500円70分制限】へと更なる値上げと時間短縮を告知無く施行していた(1,380円のセントラルパーク店よりメニュー少ないくせに)。 『生ゴミのようなモン出してもケーキ食べ放題客ってバカばっかりだから、ファンシーな雰囲気作っておけばどんどん入ってくるしもっと値上げできるぞ』とでも思ったのだろうか。消費者ナメ腐ってつけあがるのにも程があるぞ!みんな怒れー!! 一応、味がまともだったものもちゃんとリポート。ホールで出されている[クリーミーレアチーズケーキ]は、“コレだけは結構喰える”という各オンラインでの評判どおり、確かに美味しかった。あと調理系ではカレーライスが本格的に美味しくて、鶏の唐揚げをトッピングにすると更にイケる。この辺はオムライス店《ロムレット》やセルフうどんの《きねや》と同運営元だけあって面目が立っている。しかしたった70分制限じゃ調理系までかまってられないんだが。 こんなインチキ詐欺商売のようなブッフェがまかりとおってしまったら名古屋のバイキング文化が衰退してしまう!絶対に入らないこと!!……なんてオイラが手を振り上げなくても、オープン当時は大行列だったキリオ店では、早くも客足が大激減していたようで取材当日はガラガラ!(笑)やーおかげで撮影し易かったわい♪そりゃ1回いったら絶対リピートしないもんねこんな店。別にほっといても勝手に自滅していくんじゃないのかしら。 2006/5/31 |
| 地域 | 中村区名古屋駅周辺 |
|---|---|
| 企画名 | イタリアンランチブッフェ |
| 実施タイム | 毎日午前11時半〜午後2時半 |
| ぼったくり料金 | 2,300円 |
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■このホテル、2,079円(1,800円+税率5%+サービス料10%)だったランチブッフェの料金を、'04年4月施行の消費税法改正に際して便乗値上げをしけこみ、消費者に詫びも知らせも無く2,300円という値段を客につきつけてきやがった。えぇ度胸やん。その値段相応の品を出せてなかった場合、相応の叱責で叩かれるのは覚悟の上なんだろうね。 先ず訊くけれど、セルフでレバーをぐいっとグラスで押し込んでじょーっと注がれるディスペンサーによる飲み放題のアイスコーヒーとアイスティー、なあにこれ? 装置も味も、GUSTOと同じヤツじゃないの。480円のランチ+クーポン券60円で飲めるガストのドリンクバーと同じもの使ってるのあなたたち。サービス料だのなんだの取っといて、こんなのお客さんに飲ませるの?オリジナルブレンドで頑張ってるスイーツブッフェのカフェのお店だっていらっしゃるに、恥ずかしくないんですか?仕方なくコーヒーはホットにしたけれど、これも味も香りも何にも魅力の無いシロモノで幻滅。ソフトドリンクとして他に[パッションフルーツエイド]、[巨峰スカッシュ]、[アップルジュース]等々用意してあったけど、コーヒーの件のショックでもうどうでもよくなっちゃった。 一応の期待はしていたデザート部門について。単なるカットフルーツの盛り付けなのに耳慣れない名前を付けて煙に巻いているものは全部無視して、常設的なデザートの種類は10品確認。しかし、ひととおり食してみて納得できたのは、[本日のビッグラウンド]と謳われたホールごとの抹茶のムースケーキと、[本日のラビエ]と称された特大ムースの2品のみ。あとは味のスコアでいうと4,5点ぐらいの、全て取るに足らない雑魚であった。というか、残りのこのスポンジやらムースやら有象無象のケーキたち、本当に自家製?少なくとも今朝焼いたものじゃないよね?そりゃアミカやココスのような業務用冷凍食品ディスカウントスーパーで売ってるものよりは味はましだったけれど(そーゆーの並べちゃうホテルも実在します!まぁその話は置いといて)、最初に挙げた2品と比べて、品質には目に余る程の格段の差があるし、味の方向性も違う。“本日の××!”っていう2品の味は認めるけれど、他は全部手抜きでごまかしたって、あちこちまわってるバイキングファンの舌なんか騙せっこないよ。ホテルのブランドを傘に着た裏でそんな粗製品を出すような真似なんかしたら、こういうネット上で口コミ的に叩かれることぐらいは覚悟してもらいたい話だ。 一応各品々を挙げておくと、ベイクド系くるみ味だが喉が渇くだけの[ウォールナッツケーキ]、キューブ型スポンジの[マロン]、工夫の無い和菓子[和風まんじゅう]、個性も味わいも無いショコラものの[ショコラ・ノワ]、しっとり感も甘みも乏しい[パンプディング]、その他[キャラメルポワール]、[ダルマシオン・ヴェール]、[プラリネ]、[ババロワ・テヴェール]、などと命名で相変わらず煙に巻いているものの、なんのことはない全てよくあるムースものか、チマいキューブ型スポンジもの。あとコーヒーゼリーがあるくらいで、ショートケーキ、チーズケーキのような外せない必須定番ものが欠けていたことも大いに不満。パンナコッタは?シフォンは?レアチーズは?タルトものは??? 味の貧弱さは勿論、品揃えの悪さも夥しく、スイーツファンとして満足には程遠いラインナップである。 それで、当日私は仕方なく最初に挙げた2品ばかり繰り返したいらげたのち、終了間際に調理系も色々頂いてみたのだが、どれもちっともおいしくないんで虚しくなってきてしまった。肉料理・野菜料理、その他魚介類系などはどれも見たことの無い品々、一度読んだだけでは覚えられい聞いたことのないようなややこしい品名がプレートに出てるけれど、コケ脅しというか全部まやかしもいいとこで、お肉は固いし野菜には味しみこんでないし、ポタージュスープなんか白湯みたいに味がしゃびしゃびに薄いのにはホトホト参ってしまった。 何より恐ろしいのは、こんな酷い味と品揃えで2,300円という横暴な値段設定であるにもかかわらず、中年女性客を中心にOPENと同時に店内がとても賑わっているという事実。あなたがたもっとよくお調べになったらどうです?名駅周辺でスイーツ系バイキングなら《アルファカーメル》、《リトルパンダ》、《ベルヘラルドサンロード店》という良店があるし、ランチバイキングなら《スーパードライ名古屋》、《欧羅巴》、《百楽》、などなど半額以下の料金の安くていいお店がいくらでもあるだろうに。それともなあに?豪華なホテルだから?雰囲気がゴージャスだから?タウン誌でベタ誉めされてたから?そうやって肩書きで判断して消費者が甘やかしたりするから、ホテル側も益々図に乗って値段吊り上げて平気な顔してるんだよ。このまま東京みたいに名古屋のデザートブッフェ、ランチブッフェ料金が二千円〜三千円が当たり前、みたいな相場になったら、私達消費者の責任でもあるんだからね。名古屋の食べ放題文化のレベルを保ちたいのなら、どういう理由があってもこんな有名無実のマリオットアソシアみたいなホテルブッフェに入ってはダメ!!! 2004/4/28 |
| 地域 | 中区金山駅周辺 |
|---|---|
| 企画名 | ランチブッフェ |
| 実施タイム | 毎日午前11時半〜午後2時 |
| ぼったくり料金 | 2,079円 |
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■ランチで二千円を踏み越えた高額料金を提示している割には、デザートの味がてんで大したことなく、苦笑を禁じ得なかったのがここ。金山にあるホテルグランコートの2階のランチブッフェ。 先ずドリンクの品揃えが非常に悪い。当日は初夏の暑さだというのにコーヒー紅茶のHotしか用意がなく、しかもセルフのコーヒーマシンの味のしょぼさには閉口する。サービス料10%余分にとってるホテルブッフェなら、アイスにしろホットにしろきちんと挽きたてを煎れて給仕すべきだろうに。 デザート部門の品種はカットフルーツやポンチを除くとたったの9種類。メニューにも工夫が乏しく、例えば[シフォンケーキ]なんぞ粉砂糖がふってあるだけで、生クリームやフルーツソースのかけ放題システムのような気の利いた用意は何も無い。個性も魅力もないキューブ型のスポンジケーキの食感の固さも頂けない。その他プディング、プロフィットロール、バニラムースなども平凡な仕上がりで、味のスコアをつけるとするとほんの5,6点程度だろうか。金山周辺ならイオン熱田4Fの《フェスタガーデン》のランチバイキングに味も品揃えも負けているし、ちょっと歩いたところにあるまんが喫茶《バリオ》のデザートにもゼリーやフルーツケーキなら似たようなのがある上、味の品質も追いつかれそうになっているのは何とも辛い(ヘタするとフェスタの2倍、バリオの3倍近いお金取られるんだにょ) 唯一[ティラミス]のクリーミィでコクのあるマスカルポーネチーズの風味にはなかなかの食べ応えを感じたものの、すぐに品切れてしまった後は補充が追いついていない。その後新たな品がローテーションで出されるようなこともなく、1時間以上もブッフェテーブルに隙間を作ったままという、なんとも困ったていたらくまで晒していた。 しかし当日は平日でも中年から年配ぐらいの浪費家マダム系女性客を中心に相当な賑わいぶりをみせており、ランチスタートの11時半過ぎに来店したのにもかかわらず禁煙席が予約などで全て埋まっていたのには驚いた。味や料金の真贋よりホテルの肩書きやブランドに弱い日本人の典型例を垣間見た気がして、こっちまでバツの悪い気分になってしまった 2004/4/21 |