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近畿産業信組が取引先と学生の仲立ち、合同企業説明会
近畿産業信用組合は15日、取引先の中小企業と学生を引き合わせる合同企業説明会を大阪市天王寺区の本店で開催した。3回目となる今回は過去最高の約480人が参加し、各企業の担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。
ブースを設置した企業は13社。パチンコなどレジャー産業の八城観光開発(大阪府豊中市)の八城裕専務は「これまで新卒学生は採用していなかったが、業容拡大に当たり、優秀な新卒学生を採用することにした」と説明する。
奈良市の大学4年の女性(21)は「大規模な企業説明会よりも出展企業数が少なく、ゆっくり話が聞けると思ってきました。就職戦線は厳しいですが、事務職として働きたい」と話した。
近畿産業信組によると、昨年度に開催した過去2度の説明会に参加した企業のうち、実際に新卒学生を採用したのは2社にとどまる。だが、優秀な学生を採用したいとの中小企業の思いは強く、今後も同様の説明会を開催する予定。