最終更新: 2010/07/23 17:11

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韓国拉致被害者家族会、田口 八重子さんはピョンヤン在住との情報明かす

韓国拉致被害者家族会、田口 八重子さんはピョンヤン在住との情報明かす
大韓航空機爆破事件の実行犯・金賢姫(キム・ヒョンヒ)元工作員が来日したものの、拉致被害者の新たな情報が出てこない中、韓国から田口 八重子さんの消息に関する情報が飛び込んできた。
韓国の拉致被害者家族会の崔成龍(チェ・ソンヨン)代表は、「(田口さんは)現在、ピョンヤン市内の万景台のアパートに住んでいる。そのアパートは、(北朝鮮の)統一戦線部が管理している」と話した。
田口さんは現在、ピョンヤンに住んでいると、韓国の拉致被害者家族会が北朝鮮にいる通信員からの情報として明かした。
中井拉致問題担当相は、「今、元気でどこにいるというようなところまで、私どもは情報分析、追跡ができているとは聞いていません」と述べた。
一方、ベトナム・ハノイで、北朝鮮代表団メンバーは「(田口さんがピョンヤンのアパートに住んでいるとの情報があるが?)そういう質問に答える必要はない」と述べた。
田口さんに関しては答えられないとしたが、金賢姫元工作員について、驚きの発言があった。
北朝鮮外務省のリ・ドンイル課長は、「祖国を裏切って、家族を捨てた女について、話をする価値はない」と述べた。
北朝鮮外務省のリ・ドンイル課長は、FNNの取材に対し、キム元工作員が北朝鮮出身だと、初めて認めた。
この発言は、これまでの北朝鮮側の「元工作員の自叙伝はうそ、策略だ」という主張を覆すもので、注目される。
いまだ、自らカメラの前に立っていない金賢姫元工作員は、23日午後に帰国する。

(07/22 23:53)


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