(cache) 「おわび」で緊密調整の方針 併合100年に向け日韓外相 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 「おわび」で緊密調整の方針 併合100年に向け日韓外相

     【ハノイ共同】岡田克也外相は22日午後、韓国の柳明桓外交通商相とハノイ市内で会談し、来月の「日韓併合100年」に際して日本政府が植民地支配への「おわび」の意を示す方向で検討に入ったことを踏まえ、未来志向の関係強化につながるよう両国間で緊密に連携、意見調整していく方針で一致した。柳氏は日本政府による踏み込んだ「おわび」の意の表明に期待感を示し、岡田氏が菅政権の基本的立場を説明したとみられる。

     両外相は、今年が「両国にとってセンシティブ(敏感)な年」であるとの認識を確認した。

     韓国国内では併合100年を前に、歴史認識問題をめぐる日本の対応に注目が集まっている。岡田氏は会談後、記者団に「併合100年に関し、さまざまな議論をした。過去だけでなくこれからの100年についての話もした」と述べ、柳氏との間で突っ込んだやりとりがあったことを示唆した。

     ただ、菅直人首相が韓国国民向けに「おわび」を表す談話を発表するかどうかについては「まだ決まっていないので、申し上げられない」と述べるにとどめた。

      【共同通信】