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2010年7月22日(木) 19:20 |
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国民文化祭まで、あと100日
文化の国体と言われる国民文化祭が、10月30日から岡山県内で開かれます。 22日は開幕までちょうど100日ということで、各地でPRイベントが開かれました。 岡山県の財政危機の中での開催ということでPRにも工夫が見られます。
石井知事の合図で100日前をPRするパレードが、岡山市の表町商店街をスタートしました。 文化祭のキャラクター「ももっち」と「うらっち」も加わり、チラシを配って回ります。 国民文化祭は、毎年都道府県が持ち回りで開く国内最大の文化イベントです。10月30日から11月7日までの9日間、音楽や演劇などのステージや、絵画・工芸品などの展示が県内の全ての市町村で開かれます。 これまでのところ、国文祭の知名度は今ひとつ上がっていません。 岡山県が今年2月に行った調査では、国文祭について知っているかどうかの質問に53%の人が知らないと答え、さらに内容までは知らないと言う人も45%に上りました。 午後から岡山市北区で行われたステージイベントです。 岡山県の国民文化祭は予算削減との戦いでもあります。 最近開かれた国文祭の平均開催費は16億円ですが、岡山県は補助金も含め10億円での運営を余儀なくされています。 ステージに各市町村のキャラクターが数多く登場するのも、少ない予算で国文祭を盛り上げようという工夫の一つです。 100日前を記念して、切手も発売されるなどPRは県内各地に広がりを見せています。 岡山県は参加者数の目標を160万人と掲げました。 少ない予算で、いかに満足度の高い国文祭にするのか、国体を成功させた岡山県の腕の見せ所と言えそうです。
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