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2010年7月22日(木) 19:20 |
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新幹線ストップで岡山駅も混乱
22日朝早く、JR山陽新幹線の新神戸駅と西明石駅の間で保守作業をしていた車両同士が追突する事故が起きました。 このため新幹線は、始発から新大阪駅と岡山駅間で運転がストップするなど、午後までダイヤが大幅に乱れ、岡山駅も混雑が続きました。
午前4時20分ごろ、兵庫県神戸市にある山陽新幹線の須磨トンネル内でトンネルの保守作業をしていた車両が、別の保守車両に追突し、追突した側の車両が脱線しました。 追突した車両に乗っていた作業員は「砂埃で前が見えずブレーキが間に合わなかった」と話しているということで、トンネル内での事故のため復旧に手間取りました。 山陽新幹線は、新大阪と岡山の間で始発から上下線とも運転がストップしました。 岡山駅でも、駅員が朝から利用客への説明などにあたりました。 午前中に、姫路と岡山の間では運転が再開されましたが、ダイヤの乱れは続きます。 午後、岡山駅の下りホームに到着した姫路からの便では、新大阪と姫路の間で在来線の利用を余儀なくされた客が疲れた表情を見せていました。 姫路より東からの新幹線の利用客については特急料金が払い戻され、臨時に設けられた窓口で職員がその対応に追われました。 山陽新幹線は事故からおよそ10時間後の午後2時半に、ようやく全線で運転が再開されました。 JR西日本によりますと、上下線あわせて97本が運休、9本が最大8時間遅れて、およそ6万2500人に影響が出ました。 現在も最大で40分程度の遅れが出ているということです。
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