西武大久保コーチを解職　選手に暴行など指導法に問題か

　プロ野球西武は２２日、大久保博元２軍打撃コーチ（４３）の職を解き、同日付で球団本部長付とする人事を発表した。球団は、コーチとして不適切な行為があった疑いがあるためとしており、複数の球団関係者は、選手への暴力行為など指導法に問題があったとみている。

　球団では調査を進めるとしており、事実関係が判明し次第、結果を発表する。２３日から始まる２軍の練習には参加しない。

　大久保コーチは２００８年に知人女性の腕などを殴り、軽いけがをさせた疑いで書類送検され、０９年３月に略式起訴された。責任を取る形で１軍打撃コーチから編成部に移り、昨オフに２年ぶりにコーチ職に復帰していた。