違うと思います。
世界各国の予言者、帝王、宗家、教主などの行動を見ても娼婦と付き合うとは思えません。
性病を危険視するため、性病とは無縁であろう女性を選んでいるからです。そしてまた優秀な遺伝子を残すために多くの女性に囲まれています。「第1夫人」「第2夫人」日本でも大奥なんてのもあり側室なんてのもありました。
では何故娼婦とされているのか?根拠は?
娼婦とされる根拠
・イエスに七つの悪霊を追い出していただいた
・マグダレネと呼ばれるマリア
・そのほか多くの婦人たちと一緒に
・自分の持ち物を出し合って
・一行に奉仕していた
・ガリラヤから付き従ってきた
・「罪深い女」という記述
上記を見る限り、特に見あたりませんでした。
なので世界の他の同様の立場の存在と比較をしてみました。
救世主や神の子、所謂神からのメッセージを受ける直属・唯一の存在場合、日本だと巫女がいます。
古代エジプトでもホルスが女性を一人引っ張っています。
マリアというのはイエスの母親の名前でもあるので、称号的な可能性もある。日本だと巫女の様な。
もしも称号だとすると、マグダレネってのはなんなのか?と思うわけです。
調べると、「マグダレネのマリア」と書かれているだけで出身地が書かれていないそうだ。
なので、マグダレネは地名ではないか?と調べたら(wikiやwebですよ)地名だそうだ。
「マグダレネのマリア」は「マグダレネ出身の巫女」と考えられるかな?
それなら他の地域出身の巫女もいるはずだろう・・・多くの夫人達と一緒が該当するでしょうね。
七つの悪霊を追い出してもらった・・・恐らくそれでイエスを尊敬し妻になりたい!とか付き従いたいと思ったのでは?
自分の持ち物を”出し合って”・・・出し合ってという事は複数の人物が提供したと言うことですね。イエスが優秀ならば直接仕事自体はしていないはず。就業していたとい記録も私は知りません。女性達に養われていたのではないでしょうか?
で、罪深い女ですが・・・・これは恐らくイエスの子供を産んでいることから、イエスを好きな女性は複数人いたのだけれど、イエスはマグダラ出身の巫女を好きになった、なのでイエスの愛を独り占めした・・・・なんて理由ではないかなー?と思うんですけど。
よって「娼婦ではない」というのが結論でしょう。
また、一説には色々な男性が周りにいたそうですが、主の嫁なら護衛が複数いるのは当然ですし、主の身近な存在なので教えを1番受けているでしょうから、ここから更に教えを受けようとするのは当然でしょう。
どうでしょうか? 似た伝承や、所謂”救世主、神の子、天子、英雄、帝王、宗家”の遺伝子を持つ大きな器の存在の人生を照らし合わせた場合、それが合っているのではないか?と思うのですが。