殺人容疑の医師 精神鑑定へ
殺人容疑の医師 精神鑑定へ 07/22 16:41

福岡県大牟田市の旅館で、経営者の女性が殺害された事件で、福岡地検久留米支部は、逮捕された26歳の医師の精神鑑定を行う方針を固めました。

男は現在も別人の名をかたり、調べに応じない状態だということです。

国立病院機構『仙台医療センター』の医師・乾稚宏容疑者は、今年5月、福岡県大牟田市の旅館で、経営者の江��京子さんの首を絞めて殺害した疑いが持たれています。

捜査関係者によりますと、乾容疑者は現在も別人の名をかたるなど、不自然な供述を繰り返していて、調べに応じない状態だということです。

このため、福岡地検久留米支部は乾容疑者の精神状態を見極める鑑定が必要と判断し、近く裁判所に鑑定留置を請求する方針を固めました。

乾容疑者は事件のおよそ2週間前に、仙台市から突然失踪していました。