南アフリカ、北朝鮮の武器密輸船摘発を国連に報告

2010年 02月 23日 12:58 JST
 

 [国連 22日 ロイター] 南アフリカ当局が昨年11月、アフリカ中部に向かっていた北朝鮮の武器密輸船を摘発していたことが分かった。複数の外交筋は、北朝鮮による武器禁輸を定めた国連安全保障理事会の制裁決議に違反すると指摘している。

 南アフリカは先週、国連安保理の北朝鮮制裁委員会に書簡を送付。それによると、不審な船舶がコンゴ共和国に向かっているとの報告を受け、昨年11月に北朝鮮の船会社が荷主である船舶を摘発した。

 荷物は中国で積み込まれた後、フランスの海運会社が所有する船にマレーシアで積み換えられ、中には旧ソ連製の戦車T54やT55の部品などが含まれていたという。

 これについて、複数の西側外交関係者は、国連安保理による対北朝鮮制裁決議への「明らかな違反」と非難。北朝鮮制裁委員会は今後の対応を協議するため、北朝鮮とコンゴ共和国のほか、マレーシアやフランスなど関係各国に対し、さらに詳しい情報の提供を求めている。

 
 
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