【エルサレム時事】イスラエル政府は21日までに、2008年末〜09年1月のパレスチナ自治区ガザでの軍事作戦に関する追加報告書を国連の潘基文事務総長に提出した。イスラエルはガザ作戦を「戦争犯罪に当たらない」と主張しているが、「非人道的」と非難を浴びた白リン弾の使用制限や、今後の軍事作戦で市民の犠牲者数を減らす努力目標などを盛り込んだ。
白リン弾は、数千度の高熱を発して人間を焼き殺す非人道兵器。イスラエル軍がガザ作戦で使用し、熱線を浴びながらも生き残ったパレスチナ市民は重いやけどに苦しんでいる。
[時事通信社]