2010-07-21
公明新聞も刷新を!
私が物心ついた時にはすでに、公明新聞がありました。昔は文字も小さく、内容も理解できなかったんですが、それでも選挙情勢や結果だけは子供にも理解できました。それから何度か文字も大きくなり、レイアウトも変わってるとは思いますが、それでもずっと変わらないものがあります。それは、「支持者向けの日刊公明パンフ」という角度です。
長年、それが当たり前だと思ってました。でも昨今の党勢が一進一退という現実を見たときに、他のマスコミが公明党の実績を絶対に語ってくれないという現実を見たときに、まず変えれそうなのが「公明新聞の紙面」だと思ったのです。
おそらく党は、「他のマスコミが公明党の実績を絶対に語ってくれないんだから、公明新聞やHPで語るしかないだろう。」という発想だと思うんです。それはある意味正しいでしょう。しかし、公明新聞や党HPを見てるのは、「基本的に支持者だけ」でしょ?あとはアンチがあら捜しにくる位かと。一番肝心な「公明党が見て欲しいと思っている人達ほど見ていない、読んでいない」はずです。
そもそも活動家学会員が購読してないんですから(爆)、支持者じゃない人が読みたいとは思わないでしょう。では何が問題なのか?私は「自画自賛型記事内容」だと思うのです。
もしあなたの周りに仮に、あなたより優れた人がいたとして、その人が毎日「自画自賛発言」をしていたら、言ってる内容が間違ってなかったとしても、あなたはその人を好きにならないんじゃないですか?
だから公明党の実績をアピールしたい一心で他党を批判し、公明党の実績を声高々に主張する行為それ自体が知らず知らずのうちに嫌われてると思うのです。
もちろん、一対一の対話の中で友人等に訴えていく分には相手に理解してもらえるんですが、それをそのまま一方的に紙面で発信すると、逆効果になりはしないか?ということまで考えて欲しいのです。
いくら党の新聞とは言え、あくまで新聞ですから、もっと中立的な記事にして欲しいのです。最終判断は、読者がすればいいのですから。それを押し付けてしまうから支持者拡大につながらないのです。
公明新聞は有料です。無料でしたら一方的押し付けも有りかと思うんですが、有料ということは、読者はその情報をお金を出して購入しているのです。お金を出してまで購入する情報ならば、読み手にとって有益でなければなりません。先ほど「活動家学会員が購読してない」と言いましたが、それは「お金を出すほど有益じゃない」と思っているからです。
そういう角度で見れない所に、党勢拡大できない原因があると、私は思うのです。