都内で特別調査委員会から事情聴取された松ケ根親方は、日本相撲協会で会見。消え入りそうな声で「場所中に、力士をはじめ相撲関係者の皆さま、本当に申し訳ありません」と深々と頭を下げた。
暴力団との関係が深いと指摘される会社社長については「実業家だと思っていた。(反社会勢力との認識も)ありませんでした」と弁明。宿舎やけいこ場として借りた時期については「最初に部屋を持ったときから」と答えるなど、交際の長さをうかがわせた。
借りるきっかけについては「調査委員会にお任せしてあるので…」と言葉を濁し、質問を遮るようにもう一度頭を下げ、協会を後にした。
(2010年7月21日)