宮崎 終息宣言へ家畜検査開始
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宮崎 終息宣言へ家畜検査開始

7月22日 12時14分

口てい疫の問題で、宮崎県は来月下旬に「終息宣言」を出す方針ですが、これに向けて県内のすべての農場を対象に家畜の健康状態を確かめる検査を22日から始めました。

宮崎県内で口てい疫の感染が集中した地域では、家畜の移動制限が今月18日にすべて解除され、県内で最後まで残っている宮崎市の発生農場を中心とする家畜の移動制限も今月27日に解除される見通しです。宮崎県では、ウイルスが残っている可能性がある家畜の排せつ物の処理作業を本格的に進めていて、この処理作業がすべて終わる来月27日に独自に口てい疫の終息宣言を出す方針です。これに向けて、宮崎県は、22日から県内のおよそ7700か所のすべての農場を対象に牛や豚の健康状態を確かめる検査を始めました。22日は、都城市で、獣医師と市の職員が2人1組になって農場を回り、農家から飼育状況などについて聞き取りをしたあと、実際に家畜を目で見て状態を確認していました。宮崎県では、来月11日までに県内すべてで検査を終えることにしています。