22日の紙面から

 

●全校児童で二ツ井小新校舎見学
 能代市の二ツ井小で21日、新校舎の見学が行われ、全校児童は現校舎の図書をランドセルに詰めて運ぶとともに、教室や体育館などを思う存分に見て回り、2学期からの授業に胸を弾ませていた。この日は、ランドセルいっぱいに本を詰め込み、4〜6年生が徒歩、1〜3年生がバスで新校舎へ移動。玄関に入ると「木の香りがすごい」「早く通いたい」と子どもたちは大興奮。図書室に本を置いた後、思い思いに校舎内を見学した。

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新校舎の見学を兼ねて、図書館の本をランドセルに詰めて運ぶ児童たち(二ツ井小の新校舎で)

●山菜の乱獲防止へ「山のプロ」を巡視員に 八峰町
 八峰町は20日、山菜の乱獲防止や希少動植物の保護を目的に、町内の林業者や自然ガイド団体を「環境・自然保護巡視員」に委嘱した。山菜群生地で乱獲被害がたびたび報告されていた町は、昨年9月に野生動植物等の保護条例を制定し、巡視活動に当たっている。山に入る機会が多い林業者や自然ガイドの協力で態勢強化を図りたい考えだ。

●CO2排出量「売る」時代へ
 「地球温暖化防止と森林の役割」をテーマにした講演会が21日、三種町下岩川の白神森林組合南部支所で開かれ、「これからの森林経営は林産物だけでなく二酸化炭素(CO2)の排出量を『売る』時代」とする専門家の言葉に参加者が耳を傾けた。

●「防災・防犯無線」設置を市長に嘆願書手渡す
 能代市の浅内地区自治会連合会は21日、能代市の斉藤市長を訪ね、「浅内沿岸地区防災・防犯無線の設置」を要望する嘆願書を提出した。市長は必要性を認めた上で、「どうやったら効率的に整備できるか検討したい」と述べた。

●能代商ベスト4進出 高校野球秋田大会
 第92回全国高校野球選手権秋田大会は7日目の21日、秋田市のこまちスタジアムと八橋球場で準々決勝を行った。能代商は第3シードの金足農を5―2で下し、昭和63年以来22年ぶりにベスト4に進出した。きょう22日は健康管理日となり、準決勝は23日こまちスタジアムで。能代商は西仙北と決勝進出を懸けて対戦する。

●小舟操り歓声上げてジュンサ摘み
 三種町の琴丘中の2年生がこのほど、2日間にわたり食農体験学習として同町志戸橋の阿部農園を訪れ、ジュンサイの摘み取りを体験した。体験した日は強い雨が降るあいにくの天気だったが、生徒たちはペアで乗り込んだ小舟を進ませ、ジュンサイ摘み取りに挑戦。はじめはなかなか見つからず悪戦苦闘していたが、徐々に慣れると「あった!」「これだ」などと元気な声が響いていた。農園の従業員から手ほどきを受けたり、友達と仲良く話したりと作業を楽しんでいた。

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ジュンサイの摘み取りを体験した琴丘中の2年生(三種町志戸橋の阿部農園で)

●bjリーグ秋田NH、向能代小でバスケ教室
 バスケって、おもしろいー。今秋からバスケットボールのbjリーグに参戦する秋田ノーザンハピネッツ(NH)の選手によるバスケットボール教室が21日、能代市の向能代小で開かれ、児童がプロバスケ選手とゲームなどを楽しんだ。この日は、いずれも能代工業高バスケ部出身の長谷川誠プレーイングマネジャーと信平優希選手、新潟アルビレックスBBから移籍した水町亮介選手の3人が来校。子どもたちは信平選手らのダンクシュートやドリブルテクニックに終始大歓声。子どもたちも負けじとシュートを放っていた。

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子どもたちがプロバスケ選手の高い技術を身を持って体感したバスケ教室(能代市向能代小で)

●峰浜石川地区でクマ出没相次ぐ
 八峰町峰浜石川地区で今月、クマの出没が相次いでおり、役場には7日から21日までに計7件の目撃情報が寄せられている。通学路や民家の近くでの出没もあるため、塙川小は保護者に登下校時の送迎を要請し、児童の安全対策を講じているほか、猟友会が連日警戒に当たっている。