口蹄疫:「かごしま黒豚」20頭が宮崎県境から避難

2010年5月26日 11時44分 更新:5月26日 18時47分

避難のために移送される黒豚の種豚=鹿児島県霧島市の鹿児島県農業開発総合センター畜産試験場で2010年5月26日午前10時18分、川島紘一撮影
避難のために移送される黒豚の種豚=鹿児島県霧島市の鹿児島県農業開発総合センター畜産試験場で2010年5月26日午前10時18分、川島紘一撮影

 宮崎県で口蹄疫(こうていえき)の感染が広がっている問題で、豚の飼養頭数日本一の鹿児島県で26日、特産の「かごしま黒豚」の種豚20頭(オス7頭、メス13頭)が宮崎県との県境近くから、県南部に移送された。

 宮崎県境にある霧島市の県畜産試験場で品種改良中の種豚20頭が、試験場外に駐車したトラックに次々と積み込まれた。薩摩半島南西部の日置市にある県立農業大学校に移送した。県では今後、他の種豚も屋久島に分散する。【川島紘一】

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