東証:一時9500円割れ 円高進み半年ぶり安値

2010年5月25日 11時27分 更新:5月25日 13時3分

 東京株式市場は25日、米国の株安や円高の進行を受けて幅広い銘柄で売りが先行。日経平均株価は一時300円以上下落して年初来安値を更新し、ドバイ・ショック後の09年12月1日以来、約半年ぶりに9500円台を割り込んだ。日経平均は午後0時50分現在、前日終値比292円10銭安の9466円30銭、東証株価指数(TOPIX)は同19.57ポイント安の860.44。

 外国為替市場で円相場が対ユーロで1ユーロ=110円台まで円高・ユーロ安が進行、対ドルでも一時1ドル=89円台まで円高が進んだことも悪材料となり、自動車や電機など輸出関連銘柄を中心に売られる展開となっている。

 25日の東京外国為替市場の円相場は、正午時点で前日午後5時比1円59銭円高・ユーロ安の1ユーロ=110円89~93銭。対ドルでは12銭円高・ドル安の1ドル=90円10~11銭で取引された。【大久保渉、清水憲司】

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