2009 | 10 | 11 |
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2010-07-21
無期限休筆宣言
webmasterは、書きたいことが書けなくなるおそれが生じたことから、期限を定めず休筆いたします。おそれが生じたとは、具体的には次を指します。
それはおめでとうございます笑。ところで彼の正体を知っちゃったんですよね。で、ますます彼とのやりとりは非生産的だと確信しています笑RT @smith796000 すげー、bewaad氏が脊髄反射してる。なんか嬉しい。私ってタダものじゃないみたいです。エリート官僚公認になりますた!!
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/18915329571
ここしばらくの「変節」や、彼の日本語のわからなさ、さらに議論してても単に日本語の解釈論ばかりでいっこうに得るものがないなど、本体知ってもあいかわらずわけわかめですが 笑。その脊髄反射の部分は本体知ったので読む動機も失ってます。時間のムダ 笑@smith796000
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/18915990055
もちろんいままでと同じように誰であれ、僕はネットで匿名でつきあった人たちの本名・所属を知ったからといってそれをネットで不特定多数に知らせるつもりはない。ただ個人的にいろんな意味ふくめて、どーでもいいや。次いこ。と思ってるだけ。
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/18916391125
いえ、個人名と所属ですよw まあ、だからどうしたというと最近の評価に影響なしですが 笑@smith796000 @night_in_tunisi
http://twitter.com/hidetomitanaka/status/18918422964
つまり、webmasterの正体が暴かれるおそれが出てきたのです。なぜwebmasterにとって正体を隠し続けることが重要なのかは、次のとおりです。
webmasterがbewaadとしてウェブ上で言論活動を始める前、2001年12月に、内閣府の枝廣参事官(当時)が、村上龍さんが運営するJMMへの投稿にて「予算編成の方針を経済財政諮問会議が策定する意味は、政治との関係を断ち切るということだ」「私は、諮問会議をやっかいものとしてしか見ようとせず、予算獲得にしか関心を示さない昔ながらの政治に当惑している」と記したことが自民党総務会にて問題視されたことがありました。どんな組織にも当てはまることではありますが、とりわけ霞が関においては、所属組織を隠さない形での言論活動は、それがあくまで個人的見解であっても、組織への影響を完全に遮断することは不可能なのです。そうした影響にどう向き合うかは、人それぞれでしょう。少なくともwebmasterは、それはそれでしょうがない、と考えられるタイプの人間ではありません。書きたいことを書くには、どうしても所属組織は隠しておかなければならないのです。
そもそも、所属を隠しておこう、とは虫のいい考えではあります。世の中に問うてみたい考えがある、その考えを明らかにするに匿名では信頼性に欠ける、しかし自らの素性を明らかにすれば組織に影響が及ぶ可能性があり、それを気にしないでいられる人間ではない、というトリレンマを解決しなければ、bewaadという存在は誕生しませんでした。ではいかに解決されたかといえば、その答えはいわゆる黒木ルールでした。
筆者が運営している math.tohoku.ac.jp 内の掲示板においては、「匿名」で他人を批判することを禁止します。批判が的を外していた場合には、恥をかくことで責任を取ってもらいたい。
ただし、ここで「匿名」とは、自分自身の趣味・嗜好を明らかにせず、自分の所属も E-mail address も web site の URL も公開してない方のことです。最終的に「匿名」であるか否かの判定は管理者の主観によって行なわれますが、その基準は大体以下の通り。
実名や所属を隠し、ハンドルを用いている方であっても、自分の趣味・嗜好を十分に表現している方は「匿名」とはみなしません。例えば、ウェブ検索エンジンでハンドルを検索することによって、他の場所で自分の趣味・嗜好を十分表現していることを容易に確認できる方は「匿名」とはみなしません。もちろん、作家のペンネームなども「匿名」とはみなしません。
一方、たとえ実名であっても、それが有名でもなく、所属も E-mail address も web site も公開してなくて、趣味・嗜好を明らかにしてない場合は「匿名」とみなします。 (そもそも、実名であるか否かを調べることは困難なので、判定基準に用いることはできない。)
また、所属のわからない E-mail address もしくは中身のない web site の公開だけでは、趣味・嗜好を明らかにしているとは言えないので、「匿名」とみなすことがあります。自分がどこの誰なのか隠したい方は、全力で自分の趣味・嗜好を明らかにするよう努力して下さい。それができないのなら、他人を批判せずに穏当な発言のみをするようにして下さい。
これこそが、ネット上でのbewaadというアイデンティティ誕生の契機でした。所属組織を隠したままであっても、ネット上で自らの文章を積み重ねていけば、議論をしてもいいのだと。蒙を啓かれるとは、こういうことを言うのでしょう。黒木ルールに、そしてそのルールに基づき活発な議論がなされている黒木掲示板の存在に励まされて、bewaad.comのドメインでのサイト運営は2003年初にスタートすることができたのです。以後、皆様のお力に支えられ、もしネット上での言論活動をしていなかったならば到底得られなかったであろう、様々な貴重な経験をさせていただきました。これからもそうした活動を続けていけると、何の疑いもなく信じて今日に至りました。
しかし、それははかない夢に過ぎませんでした。上記のとおり、もはやbewaadとして発言することは、webmasterの所属組織に影響を及ぼすおそれと不可分となってしまいました。繰り返しになりますが、webmasterは、その影響に目を瞑っていられるパーソナリティの持ち主ではありません。そして、くどくど経緯を説明させていただいたとおり、書きたいことを書く、というのはbewaadというアイデンティティの根幹です。
書きたいことを書けなくなったそのときに、bewaadは死んだのです。
仮に正体がある時点まではバラされず、あるいは、正体を知ったとはブラフで/人違いで杞憂であり、組織への影響なくbewaadの名において書き続けたとしても、こんなことを書いたら逆ギレされて正体を暴露されるのではないか、とおびえながら続けることとならざるを得ず、それはやはり書きたいことが書けない、つまりはbewaadではない、別の誰かに過ぎません。
とはいえ、7年半あまり連れ添いはぐくんできたbewaadが、「変節」「反リフレ」「増税派の走狗」と何ら根拠を示すことなくレッテルを張られ、ついには脅迫による言論統制に屈してサドンデスを強いられることに対して何の手向けもないというのでは、あまりに忍びないです。これから、7年半の集大成として、リフレ政策についてのエントリを書きます。それを公開し、皆様に御礼を申し上げてから、筆を置くこととしたいと思います。再び筆を執るのは、転職か定年退職かそれ以外の事情か、いずれにせよwebmasterが組織から離れたそのときに・・・。
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