秋田県連常任幹事会
July 19 [Mon], 2010, 21:19
午前11時から、県連の選挙総括の会議が開かれた。
選挙中から感じたたことだが、スポーツ少年団に入っているこどもさんを持っている世代、スポーツの部活動に入っているこどもさんを持っている世代、すなわち20代後半から40代前半に至る世代、しかも最も無党派層の多いと言われる世代に対して、元プロ野球の選手だった自民党の新人候補が浸透し、組織戦の前に、知名度と人気の鮮度の点で、劣勢を強いられたことが痛い、今回は、相手側陣営の戦略勝ちだったということしか、言うことがない。
それ以上の総括を求められれば、言うべきことでないことや、言って人に傷を与えかねないことを言う危険性がある。
選挙に臨む県連の体制、候補者本人の事務所体制など、言っても栓の無いことばかりである。
人のために働かない人は、いざというときに、自分のために人を動かすことができない、などなど、含蓄の深い総括が行われた常任幹事会だった。
選挙は政策や日ごろの活動はもとより、情で左右される部分もあるのだなあ、と思う。
県連の幹事長は、総理の消費税増税発言よりも、政治とカネの問題により深く足を引っ張られた選挙だったという総括をしていたが、それも一理あるとは思う。
しかし、私の受け止めた範囲の感覚としては、冷たい民主党、国民目線を失った民主党、という批判、すなわち、手続きを無視して、消費税増税ありき、の議論に先走った総理への批判が大変強かった、という印象がある。
確かに、日本の借金は860兆円に達し、赤字国債に頼らなければ予算編成もままならない国家となっていることに対し、無感覚でいることは出来ない。
しかしながら、日本の現状をギリシアに例えるなどは、言語道断な、不見識もはなはだしいことだ、と私は思うし、なにより、財政再建の切り札として、消費税増税を取りあげた印象を与えたことは、悔いても悔い足りない行為だったと思う。
税制全体の議論に踏み込むことも、そのなかに、消費税という選択肢もあることも否定はしない。
しかし、税制全体の改革論議を棚上げにして、消費税ありきのような発言を総理が行ったということは、国民に対して、不誠実極まりない態度だったと私は思う。
秋田県選挙区の敗北が、総理の消費税増税発言によって齎されたと思わない。
だが、競って競って競り負けたお隣の青森県や山形県にとっては、取り返しのつかない大きな負の影響を与えたことを否めないと思う。
民主党として総括を誤れば、民主党の今後を大きく誤ることになる。
そういう意味で、党としての総括に大いに期待をしたい。
常任幹事会終了後、2週間ぶりに、母を見舞った。
弱る一方ながら、生き延びようとする母の生命力に、天命が味方をしてくれることを心から祈る。
選挙中から感じたたことだが、スポーツ少年団に入っているこどもさんを持っている世代、スポーツの部活動に入っているこどもさんを持っている世代、すなわち20代後半から40代前半に至る世代、しかも最も無党派層の多いと言われる世代に対して、元プロ野球の選手だった自民党の新人候補が浸透し、組織戦の前に、知名度と人気の鮮度の点で、劣勢を強いられたことが痛い、今回は、相手側陣営の戦略勝ちだったということしか、言うことがない。
それ以上の総括を求められれば、言うべきことでないことや、言って人に傷を与えかねないことを言う危険性がある。
選挙に臨む県連の体制、候補者本人の事務所体制など、言っても栓の無いことばかりである。
人のために働かない人は、いざというときに、自分のために人を動かすことができない、などなど、含蓄の深い総括が行われた常任幹事会だった。
選挙は政策や日ごろの活動はもとより、情で左右される部分もあるのだなあ、と思う。
県連の幹事長は、総理の消費税増税発言よりも、政治とカネの問題により深く足を引っ張られた選挙だったという総括をしていたが、それも一理あるとは思う。
しかし、私の受け止めた範囲の感覚としては、冷たい民主党、国民目線を失った民主党、という批判、すなわち、手続きを無視して、消費税増税ありき、の議論に先走った総理への批判が大変強かった、という印象がある。
確かに、日本の借金は860兆円に達し、赤字国債に頼らなければ予算編成もままならない国家となっていることに対し、無感覚でいることは出来ない。
しかしながら、日本の現状をギリシアに例えるなどは、言語道断な、不見識もはなはだしいことだ、と私は思うし、なにより、財政再建の切り札として、消費税増税を取りあげた印象を与えたことは、悔いても悔い足りない行為だったと思う。
税制全体の議論に踏み込むことも、そのなかに、消費税という選択肢もあることも否定はしない。
しかし、税制全体の改革論議を棚上げにして、消費税ありきのような発言を総理が行ったということは、国民に対して、不誠実極まりない態度だったと私は思う。
秋田県選挙区の敗北が、総理の消費税増税発言によって齎されたと思わない。
だが、競って競って競り負けたお隣の青森県や山形県にとっては、取り返しのつかない大きな負の影響を与えたことを否めないと思う。
民主党として総括を誤れば、民主党の今後を大きく誤ることになる。
そういう意味で、党としての総括に大いに期待をしたい。
常任幹事会終了後、2週間ぶりに、母を見舞った。
弱る一方ながら、生き延びようとする母の生命力に、天命が味方をしてくれることを心から祈る。
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