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【大西洋の非核都市】世界の人たちの想いや願いを集めたものが日本国憲法です

スペイン領グランカナリア島に日本の憲法9条の碑がある【河北新報のコラム】
 大西洋に浮かぶスペイン領グランカナリア島に日本の憲法9条の碑がある。戦争放棄をうたうスペイン語訳の条文が柔らかな色調のタイル板に記されている▼ そこはテルデという市の「ヒロシマ・ナガサキ広場」と名付けられた小さな公園。非核都市を宣言した市が14年前に建てたという。先日見た映画の中で、その碑に出合った

 ▼藤原智子監督のドキュメンタリー映画『シロタ家の20世紀』だ。ウクライナ出身のユダヤ人家族の物語を通して戦争と迫害の世紀の悲劇を描き出し、反戦平和を凛(りん)として静かに訴える▼物語の中心となる3兄弟の1人は、太平洋戦争前後の日本に暮らした世界的ピアニスト、レオ・シロタ。娘のベアテさんは日本国憲法の草案に男女平等の条項を盛り込んだことで知られる

 ▼レオの弟はアウシュビッツ収容所で命を絶たれ、兄は政治犯として行方不明、その息子は若くして戦死する。20世紀の縮図ともいえる一家の足跡を丹念にたどる映像が、最後に行き着くのが9条の碑だ…(2010年7月21日付「河北春秋 」)全文はこちら

2010/07/21 18:16

【緊急特集】揺れる土俵~大相撲・賭博の闇~

〝揺れる土俵〟 ◆再生目指す本場所 ・松ケ根親方が組関係者ビルに宿舎 角界に新たな痛手  大相撲の松ケ根親方(元大関若嶋津)が、警視庁から指定暴力団山口組と関係が深いと指摘されている不動産会社社長から大阪市内のビルを借りて、3月の春場所(大阪)の宿舎にしていたことが21日、関係者への取材で分かった。日本相撲協会関係者によると、松ケ根部屋は約20年前からこのビルを使っていた…記事全文(2010/07/21 12:55 共同通信) ◆7月20日の動き ・謹慎の武蔵川理事長、復帰遅れる 高血圧で都内に入院  弟子の野球賭博関与により謹慎している日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)の…【続きを読む】

【ご当地グルメ】播磨地域では「アーモンドトースト」というメニューがある

その人気が口コミやインターネットを通じて広がっている【神戸新聞のコラム】朝食は、ご飯派かパン派かと聞かれたら、「どちらも好き」と答える。こだわりはなく、目覚めた後の気分で選んでいる ◆喫茶店で「モーニング・サービス」という朝食の取り方もある。コーヒーにバタートースト、ゆで卵が定番である。駅のホームや電車の中で慌ただしくおにぎりなどを食べる若い人の姿を見かけるが、モーニング派は新聞やスポーツ紙を片手に、ゆったりと過ごす ◆播磨地域では、そのモーニングに「アーモンドトースト」というメニューがある。バターやマーガリンにアーモンドの粒や粉、砂糖を混ぜ、パンに塗って焼く。アーモンド独特の甘さと風味が特徴だ。1980年代後半、姫路市内のコーヒー製造会社が取引先の店舗に紹介したのが始まりという ◆その人気が口コミやインターネットを通じて広がっている。喫茶店には県外からも問い合わせの電話が入る。地域…【続きを読む】

【ねじれ国会】かつて参院の独自性、良識を体現していた院内会派「緑風会」があった

緑風会が掲げた理念をいま一度かみしめる必要がある【下野新聞のコラム】参院選で民主党が大敗した結果、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」が再来する。かつて「良識の府」と呼ばれた参院は間違いなく政争の主戦場になる。参院の独自性、良識を体現していた院内会派「緑風会」の記憶がよみがえる ▼緑風会は1947年、作家の山本有三ら第1回参院選で当選した無所属議員らを中心に結成。国会召集時には90人以上を擁し、最大会派だった ▼個々の議員が自由と中立の立場を守り、参院を政争やイデオロギーを超えた討論の場にしようという理想を掲げた ▼初期には緑風会から閣僚に起用されたケースもあったが、54年の議員総会で「会員が大臣もしくは政務次官となった場合、会を離脱する」と申し合わせた。これも政府や政党から距離を置こうとした姿勢の表れだったといえる ▼しかし、「1人1党」「是々非々」を唱える緑風会は、押し寄せる参院…【続きを読む】

【金賢姫元工作員】ここにも日本と朝鮮半島をめぐる複雑な歴史が投影されている

事件は近いが遠い。現実だが小説的。歯がゆくて、もどかしい。【愛媛新聞のコラム】猿ぐつわをされ、両脇を捜査員に抱えられた女。頼りない足取りでタラップを降りる映像に、これが国際的な大事件の実行犯かと驚いた。1987年の大韓航空機爆破事件で逮捕された金賢姫元北朝鮮工作員▲  ソウル五輪の妨害を目的に115人もの命を奪った犯罪だ。「蜂谷真由美」として日本の偽造旅券を使っていた。ここにも日本と朝鮮半島をめぐる複雑な歴史が投影されている▲  事件は近いが遠い。現実だが小説的。歯がゆくて、もどかしい。そんな思いで注視する中、金元工作員は韓国で死刑判決を受け、後に特赦で釈放された。その存在が、日本で再浮上したのは昨年の春▲  日本語教育係だった拉致被害者、田口八重子さんの長男に「横田めぐみさんと会った」と証言したのだ。今回の来日は政府による招致。拉致問題解決に向け元工作員の証言にさえすがらざるをえない交渉…【続きを読む】

【心の自由空間】誰も答えを求めてはいない。ただ悩んでいることを知ってほしいだけ

ここでは上下関係もなく、素のままでいられる【秋田魁新報のコラム】「おう、元気だったか。きのうよりちょっと顔色いいな」。蒸し暑さが増す昼下がり。仲間たちはソファに座り、うちわを手に和やかに言葉を交わしていた。部屋の広さは10畳ほど。雨の日も猛暑の日も、笑い声が絶えない ▼秋田市旭北栄町のビルの2階にあるこの部屋の名は「心の自由空間・ユックリン」。主に精神疾患を抱えた人たちが集って語り合う。2年前に開設され、これまでに170人以上が利用した。新幹線を利用して、県南から通う人もいる ▼「ここに来るようになってから、あまり寂しくなくなった。仲間がいるから」と話すのは、生活保護を受けながらアパートで一人暮らしをする64歳の男性。最近は兄貴分として、仲間の愚痴をじっと聞くことが多くなった ▼病気の悩みや夜眠れないこと、自立の手だてなど話題は尽きない。「心中しようと親に言われた」「薬を飲んだけど死…【続きを読む】

【ひげを禁止します】先手を打ったのかもしれない

【西日本新聞のコラム】初夏。群馬県伊勢崎市は職員の服装をクールビズに切り替えることを伝える文書の中に、こう加えた。「ひげを禁止します」。市民に不快感を与える恐れがあるという ▼今春、神戸地裁は郵便事業会社(日本郵便)の男性従業員の訴えを認める判決を言い渡した。男性は「ひげを理由に人事評価を下げられたのは違法」と損害賠償を求めていた。判決は会社側に37万円の支払いを命じた ▼「身だしなみ基準」を掲げる会社側に対し、男性は「清潔に整えてきた」と反論してきた。伊勢崎市の場合は、ひげを伸ばした職員に個別に注意したことはあったが、明文化したのは初めて。現在、ひげを生やした職員はいないという ▼先手を打ったのかもしれない…(2010年5月21日付「春秋」)全文はこちら…【続きを読む】

【パーマ屋ゆんた】沖縄の誇りが込められている

「涙そうそう」に並ぶ傑作【下野新聞のコラム】 …▼「さー 明日は内地に行くんでしょ(ゆいさー) 合格祝いもあげんとね(さーさ)」で始まる、ゆったりとしたメロディー。最初は何の歌なのか意味不明なのだが、進むに連れ、パーマ屋のおばさんが赤ちゃんの時から髪を切っていた近所の女の子が沖縄から旅立つ前日に、話しかけているのだと分かってくる ▼ボーカルの比嘉栄昇さんが作詞作曲。この曲の魅力は、出身地である石垣島の言葉をいかした歌詞の素晴らしさにある。例えば「色をぬいても重ねても 髪の根っこは染まらんさ」という詞。「内地」に対する沖縄の誇りが込められているようにも聞こえる。普天間問題と思い合わせ、じんときたりするのは深読みすぎるのだろうか ▼「涙そうそう」に並ぶ傑作だと思う。残念ながらCD発売は9月まで予定がないため、当分は深夜のラジオで楽しむしかない。 (2010年7月17日付「雷鳴抄 」)全文は…【続きを読む】

【サッカーW杯】岡田監督「家で酒を飲むのが一番のストレス解消です」

約15年前から逗子市に居住しているという【共同通信の記事】神奈川県逗子市は21日、サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で日本代表をベスト16に導いた同市在住の岡田武史監督に市民栄誉賞を贈った。  市内で開かれた贈呈式には、少年サッカーチームなどに所属する小中学生約50人も参加。平井竜一市長から賞状とガラス製の盾を贈られた岡田監督は「光栄に思う。逗子の家で、酒を飲むのが一番のストレス解消です」とリラックスした表情であいさつ。小中学生には「この中から日本代表選手が出るのを期待してます」と激励した。  逗子市によると、岡田監督は大阪市出身で、約15年前から逗子市に居住しているという。(…【続きを読む】

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