レオ様＆渡辺謙　六本木レッドカーペット

　２３日公開の米映画「インセプション」ジャパンプレミアイベントが２０日、東京・六本木ヒルズで開かれ、主演の米俳優レオナルド・ディカプリオ（３５）、俳優の渡辺謙（５０）、クリストファー・ノーラン監督（３９）らが出席した。

　会場のアリーナ広場には約１００メートルにわたりレッドカーペットが敷かれ、約２０００人の観衆と約２００人に及ぶ報道陣が集結。４カ月ぶりの来日となるディカプリオはファンのサインにも気軽に応じ「（映画の撮影がスタートした）東京に戻ってくることができてとてもうれしい」と笑顔をみせた。

　１６日から封切られた米国ではオープニングから３日間の興行収入が６０４０万ドルと、ディカプリオ主演作品で過去最高を記録。ディカプリオは「すごくシュールで頭脳に刺激を与える作品」とＰＲ。映画の主人公のように頭の中に侵入したい相手を問われると「アレキサンダー大王の頭に入ってみたい」と話した。渡辺は「私たち出演者は闘牛場の牛。監督の振るフラッグに突き進んでいく突進ぶりを皆さんも楽しんでほしい」と熱く語った。