麻菜香、5才
好奇心旺盛な年頃だ。
この前、道ですれ違ったときにお菓子をあげたらすっかり懐いてしまったようで、それ以降私を見かけるとはるにぃ、はるにぃ(本当は、はるねえだと言いたいが麻菜香にはまだ説明しても分からないだろう)と呼んでくるようになった。
家は母親と2人で暮らしているらしい。
近所なのでうちに遊びに来ることもある。
今日も朝から遊びに来ている。
「まな、本読んであげようか。」
「あたし、まなじゃなくてまなかだもん。」
こんな感じで少し生意気なところがある。
はるにぃ、あたしそとであそぶー、というので外に連れ出した。
はるにぃ、いちりんしゃとってきてと言うので麻菜香の家の物置から、一輪車(先日の誕生日に買って貰ったばかりの新品)を取ってきたら、麻菜香は小刻みに足を震わせて足踏みをしながら短めのスカートの股の前部分をきゅっと抑えて、トイレ行きたいからそれ持って待ってて!と私に言うと急いで家の中に駆け込んでいった。
数分後、泣きながら出てきた。
どうやら下着を汚してしまったようである。
普段おませで強気な麻菜香も5才の女の子。まだまだ手が掛かるようだ。
脱衣場に連れて行きスカートと汚れた下着を脱がせると幼い麻菜香の女性の特徴が露わになり、かすかにおしっこの臭いがした。
私は胸が高鳴った。別に変な性癖はないがこういう事をするのは経験がないからだ。
ためらいながらも麻菜香を連れて風呂場に入りシャワーの蛇口を捻った。
「きゃっ!つめた!!!」
水温を冷水にしていたことを忘れていた。
麻菜香は驚いて風呂場の外に出た。
水温を調整し適温を確認すると麻菜香の下半身、ついでに全身を洗ってやった。
「はるにぃくすぐったいー」
あまりに暴れるので、結構時間が掛かった。
「はい、終わり!」
バスタオルで体を拭き麻菜香の母親から預かった新しい下着とスカートを履かせようとすると麻菜香じぶんでやるーと言ったので、その間私は麻菜香の汚した下着を洗っていた。
ついでにトイレに入ったら便器の前に水たまりができていた。どうやら直前で間に合わなかったようだ。
私はそそうの後始末を終えると麻菜香の下着をスカートと一緒に手提げに入れた。
一方、すっかり機嫌を直した麻菜香は私が待ってろと言ったのに、早々に元気に外に飛び出して、はるにいはやくーと私を呼んだ。