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富山ニュース

監督対談 南砺福野・中山監督と天理・森川監督

2009年08月09日

 南砺福野の投手陣が、天理(奈良)の強力打線にどう立ち向かうか――。南砺福野の中山訓良監督(44)と天理の森川芳夫監督(53)に、互いの印象や試合の意気込みを語ってもらった。

 ――相手チームの印象は。

 中山 奈良大会の決勝をビデオで見ましたが、打撃力がすばらしい。シャープな振りで、強い打球が飛ぶ。とにかく強いチームだなあ、という印象です。

 森川 逆転勝ちを多くされているようで、特に富山大会の決勝は劇的。甲子園に来るだけのことはあって、何かを持っている。1、2年生が多く、勢いがありますね。

 ――警戒する選手は。

 中山 左の好打者や、中軸は勝負強い。出塁すれば機動力もあるので、1人ずつ目の前の打者に集中していくことが大事だと思う。

 森川 投手が気になります。実際の投球は見たことがないが、粘り強く投げてくるはず。どちらが先に崩せるかが勝負の分かれ目。

 ――チームでかぎになる選手は誰ですか。

 中山 上田と高山のバッテリー中心の堅い守りで、いかに失点を抑えられるか。特に投手のふんばりが大事になってくる。

 森川 打撃のチームと言われるが、打線の調子なんて、そう続くものではないので、(エースの中山らの)投手陣がかぎです。打撃もつないでいきたい。

 ――どんな試合展開にしたいですか。

 中山 きっと先制点を取られるでしょうが、大量失点にならないことが大事。選手らは試合の中で落ち着いてくると思うので、中盤まで接戦に持ち込みたい。

 森川 初戦なので、先取点が欲しい。どこで試合が動くか分からないが、先取点がポイントになると思う。

 ――チームの状態はどうですか。

 中山 体調は良く、けがもない。暑さや慣れない生活で少し疲れは出ているが、試合まで出来るだけいい状態に持っていって、すばらしい舞台で試合ができることに感謝してプレーしてほしい。

 森川 インフルエンザで練習を休んでいた選手らが戻ってきて、ようやくベンチ入りメンバーの全員がそろいました。


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