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境(鳥取)ニュース

境、甲府商との初戦へ意気込み 「打たせて守り抜く」

2007年08月08日

 第89回全国高校野球選手権大会3日目(10日)の第3試合で対戦する境・花島佳克監督と山梨代表の甲府商・布施正臣監督に意気込みを聞いた。

写真初戦に向けて握手を交わす境の花島佳克監督(右)と甲府商の布施正臣監督=阪神甲子園球場で

 ――相手校の印象は。

 花島 甲府商は投打に力のあるチーム。エースの米田君は好投手だが、アウトになっても進塁打にして粘り強く攻めたい。

 布施 境は山本君と赤山君のバッテリーが軸の守りのチーム。1点に対するこだわりを持って、泥臭く戦いたい。

 ――チーム状態は。

 花島 暑い時間帯に練習して調整してきた。体の切れが維持できるようにランニングに力を入れている。

 布施 やれる練習は地元ですべてやってきた。あとはリズムよく調整して初戦に挑みたい。

――互いに地元の選手が多い公立校です。

 花島 確かに野球に対する考え方も似ている。選手にはリラックスして力を出し切ってほしい。技術だけでなく入場行進など礼儀の部分を大切にしたい。

 布施 地元の子が一生懸命頑張るのは当たり前。部員には甲子園の経験を今後の進路にいかしてもらいたい。

――勝負の分かれ目は。

 花島 こちらは打力が足りないので、3点以内に抑えられるかがカギ。野手が投手を支え、打たせて取って守り抜きたい。

 布施 「我慢」がキーワード。どんな状況でも我慢して、9回終わって結果的に勝っていればそれでいい。

――意気込みは。

 花島 3年生にとっては総決算。鳥取大会で負けたチームの思いも背負い、はつらつとして全力疾走で挑む。

 布施 体調を管理して万全の状態で挑み、後悔のない試合をしたい。


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