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どちらも県立・町に所在 「清峰に負けたくない」

2006年08月07日

 光南は7日の第1試合で長崎代表の清峰と対戦する。ともに県立校で共通点が多いため、光南の選手たちは「同じ県立同士、負けたくない」と闘志を燃やす。

 参加49校中、「町」にある学校はわずか3校。その中に、矢吹町にある光南、長崎県佐々町にある清峰が入る。地元出身者ばかりの選手構成も同じ。光南の菅波智之監督(36)と清峰の吉田洸二監督(37)は、ともに1969年生まれだ。

 清峰は04年の春の選抜で21世紀枠の最終候補落ちを経験している。その悔しさをバネに、昨夏は甲子園初出場ながら16強に進出。今春の選抜で準優勝を達成した。

 光南も今春の選抜で21世紀枠の最終候補落ちをしている。吉田監督は「自分たちの経験してきたことと同じだ」と話し、菅波監督も「勝っても負けても試合後は吉田監督とじっくり話がしたい」。ともに親しみを込めて相手チームを見ている。

 清峰の最速140キロを超える本格派右腕に対応するため、光南は甲子園入りしてからの練習で、学校から持ち込んだマシンの設定を140キロ超にして打ち込んだ。4番の薄葉宗次郎一塁手は「目が慣れて、感覚がつかめつつある。みんなの役に立つプレーをしたい」と手応えを感じていた。

 菅波監督は「普通の公式戦では無理かもしれないが、甲子園は何が起こるかわからないので、勝てる可能性は高い。それに清峰のような強いチームを倒すには、初戦が一番だしね」。師弟とも、選抜準優勝校相手に、一歩もひくつもりはない。

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