JR西日本緊急無線ヒューズ抜き取り事件 逮捕の車掌の男「走行中にやった」
JR西日本の列車から緊急無線のヒューズが抜き取られていた事件で、逮捕された車掌の男は、走行中にやったと話していることがわかった。
器物損壊などの疑いで逮捕されたJR西日本の車掌・藤田博和容疑者(49)は4月、防護無線と呼ばれる非常用の無線装置の予備電源からヒューズを抜き取って、使えなくしたなどとされている。
この予備電源は、福知山線脱線事故以降、安全対策として導入され、同じ被害は、あわせて21の車両で見つかっている。
藤田容疑者は、会社に不満があったと容疑を認めていて、自分のドライバーを持ってきて、列車の走行中にやったと供述していることがわかった。
抜き取ったヒューズは捨てたということで、警察は動機などを調べている。
(07/21 12:34 関西テレビ)