2010年01月19日

トワイライトスクール運営主体の応募状況について

名古屋市が実施するトワイライトスクールの運営主体を募集したところ、7団体が応募したことが明らかになった。

トワイライトスクールとは、放課後等に学校施設を利用して学年の異なる友達と自由に遊んだり、学んだり、体験活動に参加したりする事業だ。現在は、小学校に設置されたすべてのトワイライトスクールを、教育委員会の外郭団体である教育スポーツ振興事業団が運営主体の委託を受け、事業をおこなっている。

河村市長は、トワイライトスクールに対し、市の外郭団体が一括して受託することについて見直しを行うことをさきに表明。また、校長先生等の教員OBが各トワイライトスクールで専門員として派遣されていることについても民間開放すべきと批判してきた。

今回、河村市長の意向を受け、市内246校のトワイライトスクールの運営主体を募集し、1月15日に締め切ったところ、125校に対し、7つの企業・団体から応募(複数校の応募が可能)があった。

今後、子ども事業調整室において選定委員会を開催し、プレゼンテーションをおこなったり、各小学校トワイライトスクールに設置された「臨時運営連絡会(125校)」において、応募のあった事業者の選定作業をおこなう中で、新たな運営主体を決める予定。

■選定委員会
第1回 平成22年1月25日(月)
プレゼンテーション及びヒアリング審査あり
第2回 平成22年2月中

■選定結果の通知・・・ 平成22年2月下旬

■契約の締結(予定)・・・ 平成22年3月1日(月)

■応募団体の内訳
株式会社1
財団法人1(教育スポーツ振興事業団)
社団法人1
特定非営利活動法人(NPO)4


minami758 at 23:48│Comments(2)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント

1. Posted by 南区PTA   2010年01月20日 21:03
トワイライトの運営主体に塾が申し込まれていると聞きました。塾が運営して何か問題は出ないのでしょうか。塾の営利活動に利用されたりしないでしょうか。
また、小学校の中に、派遣会社やNPOから、いろいろな人が派遣されて来ることになると思いますが、いい人ばかりとは限りません。万が一、何か事故や事件があったときに、一体誰が責任をとるのでしょうか。
小学校の中での事業であるだけに、スポーツセンターや市民会館などの施設と同一レベルで運営・管理を論じてほしくないというのが私達母親の率直な気持ちです。
2. Posted by 横井利明   2010年01月21日 19:04
5 ご心配はご指摘の通りです。一方、学校の先生のOBだけでは、事業に広がりがないことも事実。地域の有為な人材もたくさんおみえになり、その有効活用策について、現在、当局と話し合いを続けているところです。

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