支持率低下が続く民主党・鳩山政権だが、学生で「期待できる」と答えたのは7%で、「期待できない」の59%を大幅に下回ったことが、NPO法人「ドットジェイピー」(本部・東京都港区)が全国の大学生らに行ったキャンパスアンケートで分かった。
調査は5~10日、ネットなどで行われ1355人が回答した。鳩山政権へ「期待できる」とした理由は「どこがやっても同じ」「もう少し様子を見るべきだ」といった消極的なものが目立った。また「期待できない」理由は「発言のブレ」「リーダーシップがない」「公約を守っていない」という意見が大多数だった。
個別の政策では、普天間飛行場の移設については「5月末までに解決されると思わない」が83%に上ったほか、子ども手当についても、「反対」が41%と、昨年10月の調査時の26%から大幅に増えた。【柴沼均】
2010年5月20日