【社会】物価・経済・交通事情など社会に関する基本情報

海外移住と言語・文字の地図

世界には いろいろな言葉(言語)があります。海外移住には移住国の公用語など言語を知ることも重要です。


世界の言語地図

世界の言語地図

[ 出典 ] Languages (英語)

Tedopres International 」サイトより


日本人と日本語
日本人の脳の特性 | 右脳と左脳(日本人と外国人の脳の違い)

東雲 明のサウンドセラピー 」サイトより


右脳と左脳

炎の消防士 」サイトより


日本の心 ● 世界の声

ほそかわ・かずひこの <オピニオン・サイト> 」より


日本語と日本のメディア

Media Patrol Japan 」サイトより


虫や蛙の音を音楽として処理する脳をもっているのは先進国では日本人だけだそうです。この脳の構造の影響なのか 他国には無い独自の発想が生まれるのかも知れません。

しかし、この差異のためなのでしょうか。外国人には どうしても理解できないことや伝わらないことも多々あります。

たとえば「わび、さび、渋さ、粋」「物のあわれ」、虫や蛙の音は俳句などで「かわず飛び込む水の音」.「岩に染み入るせみの声」などを どんなに説明しても外国人には本当の意味で理解してもらうことは困難なようです。

脳の構造が違うのだから仕方がないのかも知れませんが、日本人のことや日本の文化を外国人に いくら話しても本質的には理解されない、わかりあえないことや、そのために生じる誤解を自国以外に暮らす日本人は どうしようもなく絶望的で いい知れぬもどかしさを他の外国に住む どの民族よりも強く感じているのではないでしょうか。

話がそれますが、言葉だけではなく日本は道具という面においても諸外国とでは差異があります。その一例として大工道具の鋸(のこぎり)、鉋(かんな)などは日本では奥から手前に引くときに切れたり削れるようになっています。

それに対して欧米などの ほかの諸外国では手前から奥に押す時に切れたり削れるようになっています。

鋸では押して切る方が大きな力が入るため、かたい木材を切断するには都合がよく、その力に耐えられるように刃の厚みが必要になります。刃が厚ければ削られる幅(挽道)も大きくなり、力が必要になります。

ただ、大きな力が入っていると微妙な手加減を要求する精密な加工には向かないということがあります。

一方で刃の厚みが薄ければ、微妙な力の加減ができることや削られる幅(挽道)も少ない点からも精密な作業に向くのです。

なぜ、日本だけが多くの諸外国でも使われるメジャーな押して切るという方法ではないのか?。外国からこれらの道具が伝来したままで良いはずの押して切る方法から、あえて決別した理由とは何か。

やはり、ほかの外国人では満足できる精度や仕上げであっても、日本人には満足できなかったのだろう。これは、製品の精度や品質、鉄道時刻の正確性など随所にあらわれていて、現代に至るまで連綿と受け継がれている日本的な特徴などと共通するという事実は実に興味深い。


言葉(文法)以外にも日本と諸外国では全く反対であることが多いことに気がつきます。
例えば日本の国旗は昼を象徴する太陽であるのに対し、諸外国の国旗の多くは星や月(三日月)など夜や暗闇を象徴しています。(余談ですが、三日月を採用する国旗が多い中で、パラオ共和国の国旗は満月と海をイメージしているそうですが、日本の日の丸の旗に似ています。それも そのはず、パラオという月は日本という太陽があってこそ輝く。パラオは月のように日本から命を受けて光っている、という意味が込められているからだそうです。)

また、手紙を書く際の住所の宛名は日本では番地が最後に書くのに対し、諸外国では番地を最初に書くことが多く、芸術や美術などの美的感覚も自然を生かす日本庭園に対し、人工的な公園の違いや、西洋画は余白や季節感の感じられない人物が中心であるのに対し、日本画の対象は自然が中心であり、余白や季節感が感じられる作品が多く存在します。

宗教も日本は多神教であり、万物に神が宿るという考え方であり、他の宗教にも寛容であるのに対し、諸外国の多くは、一神教で自分の宗教のみが正しい(独善的)な考え方であり、排他的でもあります。そのため、抗争、闘争、戦争につながることもあるようです。

また、日本は明治初期まで鍵をもつ習慣がありませんでした。現在でも振り込め詐欺の被害や地方においての無人販売所が成立するなど、日本では性善説が根底にあるのに対し、諸外国では性悪説が基本であり、鍵を持つ習慣は古くからあり、思いやりや武士道精神などは理解されにくい。(日本では他人はよい人であり、他人を思いやる心が自然発生したのに対し、外国では他人は悪人であり、悪人を思いやることなど到底理解されない。)
このように日本と諸外国では異なる点が数多く存在するのは興味深い。


武士道精神といえば、思い出される逸話があります。

工藤 俊作

酒たまねぎやホームページ 」より


文字の世界地図

文字の世界地図

[ 出典 ] The world's scripts and alphabets (英語)

WORLD STANDARDS 」サイトより


[ 関連情報 ]

世界の文字

中西印刷 」サイトより


Linguistic maps from Muturzikin.com 」サイト (英語)
(Muturzikin.com からの言語地図)


Language Encyclopedia (英語)

Language Museum 」サイトより