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種牛の避難解除へ/知事方針

2010年07月21日

 宮崎県の口蹄疫(こう・てい・えき)問題で、27日にも同県全域で移動・搬出制限区域が解かれるのを受け、広瀬勝貞知事は20日の定例会見で、県境に設けた車両の消毒ポイントや種牛の避難を解除する方針を明らかにした。解除時期は近日中に決めるという。

 口蹄疫対策として県は、5月11日に宮崎県境近くの佐伯市の国道の2路線で畜産関係車両用に消毒ポイントを設置。その後、口蹄疫の拡大などに伴い対象を一般車両に広げたり、ポイントを増やしたりしてきた。現在は15カ所ある。

 種牛は、口蹄疫の感染リスクを減らそうと、現役の基幹種牛4頭と次世代の種牛7頭を竹田市久住町の県農林水産研究指導センター畜産研究部から国東市の国東町畜産振興公社畜舎に避難させている。広瀬知事は「宮崎市の移動制限区域解除となる27日までは続けるが、その後はできるだけ早く解除していいのではないか」と語った。

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