日本に手を出した国は必ず滅びる・・・それが歴史の事実です。 日本は相互信頼主義を根本とする国です。 命をかけて戦った先人たちの努力を見直し、日本の素晴らしさを再認識して、階級闘争主義の汚染から日本を守ろう。

貧しくても・・・

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十和田湖
十和田湖


樋口一葉といえば「たけくらべ」で有名な明治の女流作家です。

以前は五千円札にも顔が載っていた^^

1985年(明治28年)、当時、めっちゃ売れっ子作家だった樋口一葉は、東京・渋谷に住んでいた。

明治を代表する売れっ子作家です。
さぞかしゴージャスな暮らしをしていたかと思えば、さにあらず。

彼女は渋谷の長屋住まいで、暮らしも質素・・・というか、貧しかった。

着る者も1枚しかない。
だから、着ている着物を洗濯して乾すと、他に着るものがないから、腰巻き1枚で、部屋で執筆作業をしていたそうです。

当時の長屋は、土間+1部屋。平屋で、障子をあけると、裏庭まで見通せた。

そんな部屋の中で、若い樋口一葉は、裸に腰巻ひとつで、たけくらべを執筆していたといいます。

明治の日本の庶民の暮らしは、それほどまでに貧しかった。

そんな明治時代に、日本は、日清・日露の戦争を戦います。

明治政府は、軍艦も、鉄砲も大砲も、基本、ぜんぶ日本国内で製造した。そのための大量の雇用も促進した。

戦費の足らない分は、海外から資金調達したのだけれど、日露戦争のときに、世界中が、絶対に日本は負けると見ていた中で、積極的に日本にお金を貸してくれたのが、昨年倒産したリーマン・ブラザースだったというのも、有名な話です。

話が脱線しましたが、ともあれ明治政府は、富国強兵を柱として、日本国内で軍需産業の育成を図った。雇用の確保を図った。
鉄砲や軍艦を作った。
軍隊にも人を雇い入れた。

そのために多くの人が職を得て、消費が活気づいた。
その消費が、文壇にもまわり、日本は漱石や一葉など、世界に誇る文豪を輩出しています。

お金が、世間に流通することで、日本は少しづつ豊かになっていったのです。

昨今、民主党などが、しきりに政府の歳費の切り詰めや、公務員のクビキリ、給与のカットなどを主張しています。

しかし、公務員の給与カットや、大がかりなクビキリなどを実際に行うと、上に書いた明治という国家が力をつけ、経済力と国力を増していったことの、正反対の効果が起こります。
雇用が減り、国内に流通するお金も減ります。

つまり、日本は、ますます貧しくなる方向に拍車をかける。

民間が四苦八苦しているのに、公務員がいい給料をもらうのは許せない、というご意見は多いけれど、政府が公務員を粗末にしたら、国内景気はますますひっ迫するし、粗末にされた公務員は庶民を粗末にする。いいことなんてないです。
もっとも、日教組に所属している教師などの給料を半分にカットしたり、彼らをクビにすることには大いに賛成ですけどね。

話がますます逸れました。

えっと、樋口一葉です。

一葉が、大ヒット作「たけくらべ」を書いたのは、そんな日露戦争開戦の9年前。
まだまだ日本が貧しかった時代のことでした。

この時代、長屋に住む多くの人の着物といえば、一張羅。

一張羅というと、いまではたくさん持っている衣類の中の、特別な被服くらいに思われていますが、この時代の一張羅は、いま着ている、その着物、一枚しか着るものがない。

まさに一張羅だった。

一葉に限らず、男性なども、着ている着物と褌(ふんどし)を、を井戸端で洗濯したら、他に着るものがないので、素っ裸で、疎チンも丸出しのまま、干した着物が乾くのを待った。

なにせ乾くまで他に着る者がない。

全国の人と富が集中する東京ですら、そんなだった。

これが地方にいくと、もっと貧しかった。食うものもなかった。

樋口一葉が、ちょうど「たけくらべ」の執筆をしていたころ、秋田県鹿角市(かずのし)の武士の家に生まれた、和井内貞行(わいないさだゆき)氏は、同じく秋田県小坂町にあった小坂鉱山に勤務します。

で、十和田湖のほとりに住んだ。

十和田湖は、青森県と岩手県、秋田県、3つの県の交差点に位置する湖です。

面積は61.1 km²。日本で12番目の面積規模。

ヒメマス
ヒメマス


現在十和田湖は、年間200万人近い客が訪れる東北有数の観光地で、ヒメマス漁獲高も日本屈指の豊かな湖ですが・・・・・

和井内貞行氏が、十和田湖に住んだ頃には、十和田湖には、一匹の魚もいなかった。。。

鉱山技師だった和井内貞行は、「この十和田湖に魚がいたら、このあたりの人たちは新鮮な魚を食べられる。食うに困らなくなるのではないか」と考えます。

そこでいろいろな人に相談をして、十和田湖に魚を放してみた。

貞行、26歳のときのことです。

貞行は、はるか遠くの港まで買い付けにいって、最初は鯉(コイ)を600匹放した。

資金?

自分のお金です。

貯金全部をはたいて、鯉を買い、それを山道をわざわざ十和田まで運び、放したのです。

ところが、地元には、古くから「十和田湖の神様は魚が嫌い。だから十和田には魚は住まねえんだ」という伝説があり、伝説を信じる土地の人々から、貞行はボロクソに悪口を言われたそうです。

5年がたち、鯉は十和田湖で大きく育ってくれた。

悪口を言っていた土地の人たちは、大喜びして、みんなで鯉を獲り、腹いっぱい食べた。

ところが、あまりにみんなが喜んで鯉を収穫したので、肝心の鯉が、湖からいなくなってしまった。

十和田湖は、再び、魚のいない湖に戻ります。

和井内貞行は失敗してしまったのです。

和井内貞行
和井内貞行


最初の鯉に、貯金をはたいた貞行には、もうお金がありません。

それでも貞行は、少しづつ給料を貯めては、いろいろな種類の魚を仕入れ、湖に放し続けます。しかし、どの魚も育たない。

それから12年後、38歳になった貞行は、貞行は小坂鉱山をやめ、退職金で、十和田湖で魚を育てることだけに取り組むことにした。

自分の財産を遣って、毎年のように、いろいろな種類の魚を十和田湖に放した。

カワマス、日光マス・・・etc...

しかし、何年かかっても魚が育たない。

和井内貞行は、ついに自分の金をつかいはたし、借金までして魚を放していた。

ただでさえ苦しい生活です。

それでも、貞行はあきらめなかった。

貞行44歳のときのことです。

貞行は、ヒメマスの稚魚を買い、十和田湖に放した。

ヒメマスは3年たつと、放した場所に大きくなってもどってくるという、噂を耳にしたのです。

貞行は、近所からは変人扱いされ、生活も乞食同然。家族はおかゆをすすり、家族全員が、一張羅の、ボロボロの服・・・それが服と呼べればだけど・・・を着ていたといわれています。

だから、このヒメマスが最後のチャンスだった。

ヒメマスを放してから3年がたちます。

貞行47歳のある秋の日、十和田湖の湖畔に立つ貞行の前に、大きく育ったたくさんのヒメマスが帰ってきました。

貞行は、呆然と立ちすくみ、何も言わず、滂沱の涙を流したといいます。

貞行は、ようやく十和田湖に魚を育てるという夢をかなえた。

最初の鯉(恋ではありません)に失敗してから、なんと22年が経っていた。

貞行は、魚を育てただけでなく、美しい十和田湖を全国に紹介することも行った。

十和田の自然と、おいしいヒメマス料理を求めて、多くの人が十和田に訪れるようになった。

自分を犠牲にしながら、人々の飢えから救うために、魚の済まない十和田湖で魚を育て、十和田湖の観光の基礎を作った和井内貞行。

明治という日本には、そういう、他人のために人生のすべてを捧げる生き方をする気骨があった。

いまの若い子供たちに理想の職業のアンケートを取ると、男子の1位が「お笑い芸人」、女子の2位が「キャバクラ嬢」なのだそうです。

人を笑わせ、世に一瞬の快楽を与えることもよいことでしょう。

ストレス社会の中で、疲れたサラリーマンに一瞬の夢を与えるキャバクラ嬢になることもいいいでしょう。

しかしね、彼ら彼女らが、人生をかけてその仕事をし抜くというなら格別、ただ、いっときの贅沢な暮らしのためにお笑いやキャバクラ嬢を目指しているなら、ねずきちはすこし残念に思うのです。

職業に貴賎はないといいます。ボクもそう思う。

だけど、自分が豊かになる、という選択よりも、多くの人を豊かにする、そのために自分の生涯を捧げるという生き方だって、あってもいいのではないでしょうか。

売れっ子作家になりながら、樋口一葉の短い生涯(享年25歳)の人生は、貧しさの中にあった。
彼女は、作家として得たお金を、さらに困窮した縁故の人たちに与えていたといいます。

和井内貞行氏の人生は、貧しかったけれど、彼は多くの人に愛され、没後百年以上経ったいまでも、地域の人に愛され続けている。

お金だけが「豊かさ」の象徴のように言われる世の中ですが、お金がなくても、多くの人々に尊敬され、愛される生き方、なにかに人生を捧げるという生き方もあるのだということを、もういちどぼくたちは考えてみるべきときにきているのかもしれません。

ましてね、政治権力欲しさに、中共や韓国にわざわざ出かけて行って、日本政府にカネを出させるからと、献金をおねだりし、カネを彼らの国にある金融機関の自分名義の口座に振り込ませ、これを日本国内の銀行から引き出す。

それでも、巨額の資金を隠しきれず、あろうかとか死亡者の名前まで使って個人献金を受けたことにし、「あれは自分のカネだった」とあつかましい発言を行うような輩。

挙句、中共や韓国や在日におもねった発言や法案提出まで行い、伝統ある日本を、まっさかさまに突き落とす売国行為を繰り返し、さらにその資金目当てに他の政治家が群がる。

それこそ金権腐敗の極致だと思う。

世の中なんでもかんでもカネカネカネと、カネゴンじゃあるまいし。

いつのまに日本は、そんな政治屋に騙されるふがいない国民になりさがったのだろう。

明治の気骨。和井内貞行氏の、自分を犠牲にしてでも世のためにつくそうという公徳心は、彼が武家出身だったところにも、おおきな原因があるのではないか。

日本は、もういちど原点にかえるべきときがきているのかもしれません。

日本は原点に帰れ!と思う方
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夏の十和田湖の思い出

階級闘争主義と信頼主義

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1848年、マルクスとエンゲルスによって執筆された「共産主義宣言」は、「今日までのあらゆる社会の歴史は、階級闘争の歴史である」という有名な書き出しで始まっています。

自由民と奴隷、都市貴族と平民、領主と農奴、ギルドの組合員と職人、親子の関係、社内の上下関係など、すべての社会関係は“圧制者と被圧制者の対立と闘争”にあると説いている。

世の中のすべてを「階級闘争」として把握するのですから、会社の中は、社長と社員の階級闘争の場だし、親子の関係も、夫婦の関係も、恋人同士の関係も、すべて「階級闘争の場」となります。

上司と部下の関係も、闘争関係にあるのですから、上司は部下を批判し、部下は上司を批判します。

互いに批判し合うのですから、まさにそれは「闘争」の場であり、そのなかで上司が部下に何かを命令し、何かをやらせようとするならば、当然、強権を発動しなければならない。

どうしても部下が言うことを聞かないのなら、それは「闘争」ですから、その部下の首をきらなければならない。つまり「粛清」です。

首を切られる方の部下は、これも「闘争」ですから、上司を「批判」し、革命を起こして上司の首を取らなければならない。

同様に、マスコミの最大の使命は、それが政治部であれば、政治家を批判し、政治家のすることなすことすべてを否定し、批判し、政治の恥部を洗い出し、政治家を追い出すまでこれを続けることになる。つまり政治の粛正です。

政治家が、これを黙らせようとするなら、強権を発動し、当該マスコミそのものを粛清(全員皆殺し)にしなければならない。

親は子を、よい大人に育てるために叱るけれど、これも階級闘争だから、子は親に叱られたとき、逆に叱った親を批判し、親に土下座して謝らせるまで、徹底して親を追い込まなければならない。そのためには、ときに子供同士で連携し、団交までする必要がある。

恋人同士も、階級闘争です。

男は、夫唱婦随を思い描き、亭主関白を目指そうとするから、女は、これに対して「闘争」し、女性の人権を唱えて戦い、男を社会から放逐する。
女性だけの社会を作り、男性は必要に応じて精子を提供するだけの存在であれば足りるところまで、闘争を行い続けれなければならない。

生まれてくる子供は、優秀な遺伝子を持った男性を選び勝ち取った女性の階級闘争における勝利の産物であり、男性にとっては、女性を下にひいて自分の種を植え付けることができた
という、これも階級闘争の勝利となる。

施政者と庶民の関係も同様に、階級闘争となります。

施政者は権力を行使し、常に庶民から収奪しようとするから、庶民はこれに対抗するために、常に施政者を監視し、批判し、施政者のあらゆる施策を弾劾し、放逐しなければならない。施政者が漢字を読み間違えたときなどは、まさに施政者を批判する絶好の好機であり、そのチャンスに批判し、施政者を追い込み、施政者を退任させ、身分をはく奪し、二度と庶民の前に顔を出すことができないように完膚なまでに叩きのめさなければならい。

隣国との関係も同様に、「階級闘争」です。

となりに経済的に成功し、発展し、世界の信用と信頼を勝ち得た国があれば、自分の国が負けているわけですから、階級闘争に勝利するよう、徹底的にその国の成功を阻止し、発展を阻害し、世界の信用と信頼を徹底的に破壊しつくさなければならない。

こうした「階級闘争主義」が、大量殺戮を屁とも思わない国民性(ロシア)や、残虐行為を好む国民性(シナ)、火病を起こして自己の権利だけを主張し、強姦を好みとする国民性(半島)と結びつくと、何が起こるか。

スターリンによる粛清、文化大革命による粛清、ポルポトによる虐殺、戦前の日本共産党による同士の粛清、戦後の日本赤軍のリンチ殺人、その他これまでの記事でご紹介した通州事件、尼港事件、和夫さん一家殺害事件等々、その残虐性がいかんなく発揮された各種事件が、まるごと正当化されることになる。


これに対し、日本の基底にあるのは、ぼくは「信頼主義」であると思っています。

上司は部下を信頼し、部下は社長を信頼する。

夫は妻を信頼し、妻は夫を信頼する。

恋人は、相手を心から信頼し、愛を育む。

生まれてくる子供は、特定の男女の信頼の証だし、夫婦が互いに信頼の絆を深めることで生まれた子供は、父母の信頼関係を見習い、みずからも信頼に足る大人に育とうとする。

教師は生徒を信頼し、生徒も教師を尊敬し、信頼する。

施政者は、庶民を信頼し、庶民は施政者を信頼する。

約束事は、相互の信頼によってなりたち、企業取引も、売掛・買掛ともに、相互の信頼関係によって成り立つ。

そして社会のいかなるポジションにあったとしても、自省し、常に人から信頼される自分になるよう、努力する。


10時30分発の急行電車がホームにはいってくる。

みんなが、その電車は当然10時30分にホームにはいってくると信じている。(=信頼されている)。

電車も、みんなの信頼に応えるよう、しっかりと時間を守る。1秒の狂いも許さない。

互いの信頼関係あってこそです。

電車が万一時間どおりにはいってこなかったら、これは電車側と乗客の階級闘争なのだから、乗客は電車を批判し、必要に応じて電車を弾劾し、時間に遅れた電車は破壊しつくさなければならないなどとは、誰も考えない。

電車が遅れたら、それは運行契約不履行にあたるから、電車会社は、乗客に対し、事前に契約に定めた損害賠償金を支払わなければならず、もし、そのような賠償義務を負わないような運行契約を定めている会社があれば、それは公序良俗に反する行為だから、その電車会社を被告として契約約款の訂正とこれまでの遅刻行為に対する損害賠償を求めて裁判を行う・・・などとは、誰も思わないし、考えない。

電車が遅れたら、その電車の運行関係者は、乗客の信頼を失ってしまう。だから信頼を失わないように必死で努力し、なんとか電車を時刻通り正確に運行させるべく努力する。

乗客も、その日頃の運航会社の努力を信頼し、少々のことがあっても、次には必ず時刻通り運航してくれると、その会社を信頼し、無用な騒ぎはおこさない。

根底に相互の「信頼」があるからです。

信頼主義のもとでは、不足があれば、それはまず、みずからの努力に不足があったのではないかと、自省します。

これに対し、階級闘争主義では、不足があればそれはすべて相手のせいにします。

自分が不幸なのは、国の政治が悪いからだ。だから施政者を批判しよう。
自分が貧しいのは、国の政治が悪いからだ。だから施政者を批判しよう。
自分の成績が悪いのは、国の政治が悪いからだ。だから施政者を批判しよう。
自分がモテナイのは、国の政治が悪いからだ。だから施政者を批判しよう。
自分が出世しないのは、国の政治が悪いからだ。だから施政者を批判しよう。
自分の給料が安いのは、国の政治が悪いからだ。だから施政者を批判しよう。
etc....etc...

批判するだけでなく、弾劾し、中傷し、揚げ足を取り、引きずり降ろし、破壊しつくす。
ありとあらゆる暴虐の限りを尽くす。


ねずきちにいわせれば、共産主義も、社会主義も、「階級闘争主義」です。
そして昨今のマスコミも、この階級闘争主義に汚染され、染まりきっている。

とにかく批判し、人のせいにすることがよいことだと勘違いしている。

問題が起きたら、ひとのせいにするのは簡単です。
自省するのはつらい。

みずからの非を認めなきゃなんない。
自分自身が努力して改善していかなきゃなんない。

だけど、自省し、反省し、改善しなかったら、成長なんてない。

互いの信頼がなかったら、この世がどんなにさもしいものになるか。

恋人との関係が、階級闘争の場だなんて、ボクは悪いけど願い下げです。
産まれてくる子供が、階級闘争の勝利の証だなんて、思いたくもない。
子は、夫婦の愛のあかし。信頼の絆のあかし。そして天からの授かりものです。

日本の良さとは何かと問われたら、ボクはなにより

「日本は相互の信頼を根底においた国ですから」と答えたい。

夫婦の良さとは何かと問われれば、ボクはなにより、

「互いに信頼しあっていますから」と答えたい。

政治とは何かと問われたら、

「国家と民衆の信頼である」と答えたい。

日本という国は、信頼主義の国家なのだと、ぼくは思います。

戦前の日本が目指した「八紘一宇」も、「大東亜共栄圏」も、国家間の相互信頼を実現した世界を目指すものだったし、亡くなられた日本の軍人さんも、駐留地で、その地の信頼を勝ち得るために、必死の努力をした。

その日本が、いま、階級闘争主義に大きく汚染されようとしています。

信頼主義が、階級闘争主義に打ち勝つためには何が必要なのか。

それを考えるとき、やはりわたしたちは「真実を知る」ことが必要なのではないかと思うのです。

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山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。

智(ち)に働けば角(かど)が立つ。

情(じょう)に棹(さお)させば流される。

意地を通(とお)せば窮屈(きゅうくつ)だ。

とかくに人の世は住みにくい。

住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。

どこへ越しても住みにくいと悟(さと)った時、詩が生れて、画(え)が出来る。

人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。

やはり向う三軒両隣(りょうどな)りにちらちらするただの人である。

ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。

あれば人でなしの国へ行くばかりだ。

人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。

【草枕 - 夏目 漱石】より
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中国共産党の正体 九評共産党 第三評 中国共産党の暴政 1/7
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夫婦別姓などもってのほか!
子供手当が在日外国人の母国に残した子供にも出る?!
奴らを許すな
中国産新型エイズの恐怖
口蹄疫問題に関する衆議院の質疑の模様
口蹄疫は韓国の陰謀という噂の真相を問え!

≪コラム≫
日本の心をつたえる会
階級闘争主義と信頼主義
「ススキ」と「セイタカアワダチソウ」の戦い!
大麻についての考察
日本人が知らない資源のお話
悪は断じて許さないという心が大切
犬種と人種
ヤプー人の伝説
文化は武器より強し
小学生の妊娠
ギリシャ神話と日本の心
もうひとつの赤穂浪士・矢頭右衛門七
伊勢神宮の式年遷宮
近世のニッポン
正しい万歳
持てる力のすべてを未来への建設に傾け
日本国憲法を否定せよ
華僑と植民地統治について
いくつかの主張
歴史に対する姿勢
仁徳天皇陵を大仙陵と呼ぶまやかしを許すな
ニホンミツバチの勇気ある行動
「理論」と「心」と「都合」のお話
軍艦島のお話
伝書鳩物語
元来日本社会は窮屈、でも窮屈ゆえに安心
Made in Occupied Japan
日本再生のために民度の向上を
地方行政とゴミ処理問題
消えた歴史
核のお話
やまと新聞を守れ
ブログの拡散効果
たった一度の敗戦で日本を失ってはならない
魚沼産コシヒカリ物語
小麦のお話
中国四千年の歴史という馬鹿げた妄想
世界四大文明の嘘
縄文人と渡来人の相克
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ねずきち

Author:ねずきち
日本が好きです。ていうか人間が大好きなのかな。心って、ものすごく大きなこともなしとげる。その時代時代に、真剣に生きた人たちから学ぶこと。歴史って、いまを生きる人が過去に学ぶためにあると思う。だから、歴史にIFは禁物だなんて思わない。歴史を学び、もし〜だったらと考えることで、人は何かを感じることができるんだと思う。

政治に混迷が続く中で、もういちど私たちは過去を振り返ってみる必要もあるのではないか。そうすることで、もしかしたら一条の新しい光を見出すことができるのかもしれない。

このサイトで扱っている動画はYouTubeにアップロードされているもので版権物の知的所有権は、それぞれの著作者・団体に帰属してます。問題があればすぐ削除しますので、

nezu@nippon-kokoro.com

までメールでご連絡ください。

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コメントをくださる皆様へのお願い
いつもたくさんのコメントをいただき、ありがとうございます。
ほんとうに皆様のコメントが、ねずきちにはとっても嬉しく、かつありがたく拝読させていただいています。

議論というものは、すくなくともこのブログのコメント欄が、国政や地方自治、あるいは組織内の意思決定の場でなく、自由な意見交換の場であるという趣旨からすると、互いに互譲の精神を持ち、相手を尊敬する姿勢、ならびに互いに学びあうという姿勢が肝要であると存じます。

ねずきちは、相手に対する尊敬の念を持たず、互譲の精神も、相手から学ぼうとする姿勢も持ち合わせない議論は、単なる空論でしかなく、簡単に言ってしまえば、単なる揶揄、いいがかりに他ならないものであると断じます。

ましてや、自分で質問を発したものについて、それぞれお忙しい皆様が、時間を割いて丁寧にご回答くださった者に対し、見下したような論調で応対するならば、それは他のコメントされる皆様、あるいは、それをお読みになる皆様にとって、非常に不愉快極まりないものとなります。

従いまして、謙譲・互譲・感謝、そして学ぶという姿勢のない連続投稿、粘着投稿に類する投稿をされた方については、以後のコメント書き込みを、管理人であるねずきちの判断で投稿の禁止措置をとらせていただきますので、あしからずご了承ください。
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ねずきち並びに日心会について、中傷やご批判をしている特定の方々には、専用のトピを立てています。
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なお、下のURL以外の場所では、他のコメンテーターの皆様にご迷惑となりますので、中傷非難の書き込みはご遠慮ください。
 ↓
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伊勢神宮式年遷宮奉賛金寄付について
日本の心をつたえる会では、20年に一度行われる伊勢神宮、式年遷宮のための寄付を会として行っています。
平成23年末まで、みなさんから寄付を募り、日心会としてこれをとりまとめて伊勢神宮に寄付を行います。

■関連記事
「伊勢神宮の式年遷宮に
協力しよう」


ご寄付のための専用口座は
次の通りです。

■ゆうちょ銀行からお振込
銀行名  ゆうちょ銀行
記号   10380
番号   57524261
口座名
   日心会式年遷宮奉賛金事務局
(ニッシンカイシキネンセンク゛ウホウサンキンシ゛ムキョク)

■他の金融機関からお振込
銀行名  ゆうちょ銀行
支店名  〇三八
(読み:ゼロサンハチ)
店番   038
  預金種目 普通預金
口座番号 5752426
口座名
   日心会式年遷宮奉賛金事務局
(ニツシンカイシキネンセンク゛ウホウサンキンシ゛ムキヨク)

神宮遷宮は、1300年間行われ続けた伝統行事です。
日本の歴史では、古来国家の歳費で行われてきましたが、これが歳費で行われなかった時代が2つあります。
ひとつは応仁の乱から戦国時代。国が荒れて国費は遣われませんでした。
もうひとつは日本国憲法下の日本。つまり現代日本です。
日心会では、国家の伝統と文化保護のため、みんなで力をあわせて式年遷宮の伝統行事を応援します。
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■ ブログ名:ダメ人間のつぶやき
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